映画日記 NO.9

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右足ふくらはぎ肉離れで全治3週間
失意のウッキー君と、ややあきれ顔で寄り添う
看病犬ろくチン。






合気道の稽古中、受け身に失敗したんだとか。
初めての他校との交流試合を目前に、
はりきって練習していたウッキー君でしたが
試合当日は荷物見張り番という、大任での参加と相成ったようです。
まったくねー、
どうしてこう間が悪いんだ、我が息子よ。。。

そんなわけで、
部活もバイトも行けず
暇を持て余しているウッキー君を引き連れて、
面白い映画観てきましたよ♪



1作目・・・『私の中のあなた』
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白血病に冒された姉のドナーとなるべく
遺伝子操作で生まれてきた妹。
何度も姉のため犠牲を強いられてきた妹が、
腎臓の提供を拒否して両親を提訴します。

重苦しいテーマにもかかわらず
見ている間中心の中は温かいもので満たされていました。
この映画はよくある難病モノとは違って、
安易に人の生き死にで泣かせようとする話ではありません。
病気の姉を思う家族一人一人の深い愛情が
自分のことの様に痛いほど胸に伝わって来るのです。
それだけに途中から感じてくる『提訴』という出来事に対する違和感も
最後には、『あぁ・・・そういうことだったのか』と納得できる内容になっていました。

出番もセリフも少なかったけれど
見終わってみると
姉妹のお兄さんの存在が胸に沁みてきました。
難病を患う妹がいることで
きっとたくさん感じてきたはずの寂しかったこと、我慢してきたこと。
でもお兄さんには自分が寂しかったことに多分自覚すらなくて、
だからこそ、妹のことが大好きで優しい兄の姿がたまらなくいとおしいのです。

とっても心に残るいい映画です。
絶対におススメ!







2作目・・・・『カイジ 人生の逆転ゲーム』
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いや~、もうね
ハラハラドキドキ、手に汗握る二時間強でした。
面白かった~。

友人の連帯保証人になったことで
莫大な借金を背負い込んでしまったカイジ(藤原竜也)。
『船上で行われるゲーム大会に参加すれば、借金がチャラにできるチャンスがある』と誘われ
もともと自堕落な生活を送る自分に嫌気がさしていたこともあり
一発逆転を狙って船に乗りこんでしまいます。

そこからが、まあ心臓ドキドキな展開の始まりなのですが
高所恐怖症の気がある人にはかなり過酷なシーンがてんこ盛り!
ワタクシ、帰宅してからあまりの疲労感から寝込んでしまいました(笑)
自分でも気がつかないうちに、相当神経が消耗していたようです。

お金に振り回されず、誰にも甘えず、誰にも騙されず一人でちゃんと生きていくこと。
普通のことのようで実は難しいことなのかもしれないと
世の中の底辺でもがき、懸命に這い上がろうとするカイジの姿を見て思うのでした。
おススメです♪






3作目・・・『プール』
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『かもめ食堂』 『めがね』 に続く第三弾。
今度のお話はタイのチェンマイが舞台です。
大きなプールのある居心地良さそうなゲストハウス、
美味しそうなお料理に素敵な音楽。
まるで癒しのイメージビデオのような映画でした。

映画を見終わってワタクシ、その足で本屋へ走りました。
映画の原作本を読むために。
この映画に限って言えば、
原作(マンガ、10分もあれば読める)を読んでから映画を見ることを
強くおススメします。
もういっそのこと、映画のチケットと原作本をセットで売ったほうがいいくらい。

四年前に娘をおいて一人タイにやってきた母(小林聡美)と
その母に会うため、大学の卒業旅行でタイを訪れる娘との
微妙な母娘関係が今回の映画の軸になっています。

余計な説明や蛇足てんこ盛りの映画はいやだけれど
母が家を出た理由も、娘を置いてまでタイに来たかった気持ちも
映画を見ただけでは何一つ伝わって来ないというのでは
やはり映画として欠落していると思うのです。
登場人物たちの心を見る側に任せて色々想像させるのはいいけれど、
想像すらできないほど、情報が不足してしまっているのでは
明らかに監督、脚本家の力不足でしょう。

かもめ食堂は、セリフには出てこなくても
一人で凛として生きていける女性の潔さや寂しさ、
一人でいられるからこそ味わえるお互い支えあって暮らすことの暖かさが
きちんと描かれていました。
おしゃれで快適そうな台所や美味しそうな食べ物、
かもめ食堂のそんな上っ面の部分だけを真似して作っても
出来上がるのはせいぜいイメージビデオでしかありません。

『今度はタイを舞台に、「かもめ」風の映画でも作りましょうか・・・』
そんな製作意図が透けて見えてくるような映画でした。
主演の小林さんやもたいさんの雰囲気もタイにぴったりで
本当に素敵なセットや料理だっただけに残念無念。






4作目・・・『ミトン』(DVDで鑑賞)
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製作された年代と場所を知って驚いてしまいました。
1967年、しかも当時のソ連です。
今見てもまったく古臭くないどころか、むしろレトロな感じがとっても素敵な作品です。
とても可愛らしい人形のアニメが3本(各10分ほど)収められています。
毛糸で作られた犬(ミトン)の可愛らしさに気絶しそうになりながら
何度も何度も繰り返し見ました。
3本ともセリフはまったくなく
人形達の驚くほど細やかで繊細な表情と、どこか物悲しいような音楽だけで
物語が進んでいきます。
子どもの頃の出来事は、
いつもキラキラして楽しかったような気がしているけれど
本当はこんなふうに、いつもどこか寂しかったり
少し孤独だったりしていたことを思い出しました。
おススメです。
Commented by kodemari4 at 2009-10-19 16:32
あらら、ウッキー君可哀想に。。。
でも、お母さまと一緒に映画に行けて良かったね~。^^

1作目~3作目まで、気になっていた映画です。
とはいえ私が見るのはDVDになってからなので
にゃんこさんの感想を参考にさせていただいています。
ありがとうございます。(*^_^*)

1作目、とっても重い映画かと思ったら、それだけじゃないんですね。
これは絶対見ようっと。
2作目も面白そうだー。 これも絶対に見る映画に( ..)φメモメモ
Commented by のんのんママ at 2009-10-19 18:37 x
ウッキーくん!エライことになっちゃいましたね!
肉離れって、私はなったことないけど、痛いんでしょーー!?
せっかくの試合に張り切ってたのに残念だったねぇ。
荷物番も立派な仕事(笑) 張り切ってがんばってね!
いやいや冗談はさておき、ほんとお大事にね!

「私の中のあなた」よかったですかー!
私もすごく気になる映画だったの。
なかなか映画見にいけないんだけど、コレは行きたいな~~
と思ってたんだ。
それから「プール」
内容がわからなくても、もたいさん&小林聡美さんのコンビは
つい見たくなるわ(笑)


Commented by みも at 2009-10-20 09:52 x
にゃんこさん、おっはよう~^^

ウッキー君の肉離れ痛々しい(>_<)
でも、そのおかげと言ったら変だけどデートできたのね^^

1作目の『私の中のあなた』・・・私も観たいなぁと思っていました!
なるほど、やはり絶対観なければっ!!
私もほとんどDVD鑑賞になってしまうので、たまにはデッカイスクリーンで観て見たいわ^^;;

ウッキー君、お大事にね!
Commented by nyanko4116 at 2009-10-20 15:30
>kodemariさま
ウッキー君、三日間ぐらいは
『気合で治してやる~!(≧◇≦)!』
と、騒ぎ立てておりましたが
最近やっと気合じゃ肉離れは治らないことに気づいたのか
おとなしくなりました(笑)
今日もせっせと整形外科へ通っています。

『私の中のあなた』は
どの登場人物にも共感できてしまう
ハートフルな映画でした。
見終わった後、テーマの重さに反して
心の中は清々しい気持ちになれますv(*^▽^*)v。
キャメロン・ディアスの
驚きのスキンヘッドも必見!
ぜひDVDで観てみて下さい。
Commented by nyanko4116 at 2009-10-20 15:38
>のんのんママさま
肉離れ、とっても痛そうです・。・゜゜・(≧◯≦)・゜゜・。・
他にも、青あざ赤あざ紫あざ・・・と色とりどりで
ウッキーの足は一足早く
紅葉シーズンを迎えたようです。

『プール』ね、
ワタクシの期待が大きすぎたため
つい辛口になってしまいましたが
内容がわからなくても確かに素敵な映像です。
『かもめ』と監督は別人のはずなのに
小林聡美が市場でお買い物するシーンなんて
『かもめ』のまんまで、思わず笑ってしまいました。
(あ・・・いけない、ついまた辛口に(笑))
そうそう、音楽!
音楽はこの映画とっても良かったですよ。
小林さんの歌声、雰囲気があってとっても素敵♪
もし見る前に一声かけていただければ
原作本お送りしますわp(^-^)q
Commented by nyanko4116 at 2009-10-20 15:45
>みもさま
ウッキーとは『カイジ』を見に行ったんですけどね
これはおっきなスクリーンで見ることをおススメします。
手に汗握るスリル感を、ド迫力で体感できますよ~!
藤原竜也君の演技も鬼気迫るものがあり、
心がザワザワとする妙な余韻の残る映画でした。
『私の中のあなた』もぜひ見てみて下さい(^o^)/♪
Commented by rioryu at 2009-10-20 21:27 x
ウッキー君、さぞ痛かったでしょうね(TT)
早い完治を祈っています☆ミ


プールですが 原作【桜沢エリカ】さんのなんですね~^^
独身の頃は 桜沢さんのマンガ好きでほぼ買い集めてました。
だから、にゃんこさんの書かれた内容見て
ちょっと驚きでした。
今までの作風とは全然違うような気がしたので^^;
でも、興味津々です。読んでみたいです^^^

で、プールのシーンがどこかで見た事あるなぁと思ったら
【超熟】のCMと同じなのですね^^
CM見てて いい感じだなぁと思っていました。

私は一番【ミトン】が見たいです~♪
色合いとかが【チェブラーシカ】に似てて素敵☆
ホッとする何かがありそうです^^

Commented by nyanko4116 at 2009-10-21 19:38
>rioryuさま
そう!超熟(笑)
あのCMいいですよね~。
映画の雰囲気もあのまんまの世界です。

桜沢さんの原作は、もう配役をイメージして描いたのか
もたいさんの役のキャラが
もたいさんのまんまのビジュアルでした(笑)

ミトン、おっしゃるとおり!
この作品もチェブラーシカと同じ
カチャーノフの作品です。
こちらはセリフがないのですが
その分人形の動きや表情が細かく表現されています。
あっというまに終わってしまうお話なので
一度ぜひ見てみて下さい。
きっとrioryuさん好みだと思いますv(^-^)v♪
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by nyanko4116 | 2009-10-19 00:35 | 映画日記 | Comments(8)

今日も笑顔で♪


by にゃんこ
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