読書日記No.94

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花びらがフリルのようになっているこのパンジー、
名前は『ムーランルージュ』というそうです。
すごい、ぴったり!






一年で一番寒い時期だけれど
お花屋さんはもう春の花であふれていますね。
ただでさえ素通りできない花屋さんの店先に
こんなパンジーの花束を見つけると、もう買わずにはいられません!
パンジーの花なら庭のそこら中に植えてあるというのに(笑)
なんでなんだろう。








では本日の読書日記です♪

1冊目・・・山本 幸久 作 『床屋さんへちょっと』
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定年退職を迎え、悠々自適に暮らす主人公。
その主人公の人生が、現在から始まって読み進めるほど
どんどん過去に遡って描かれていきます。
人生の最終コーナーを回ったあたりにいる主人公が振り返る自分の人生は
親から引き継いだ会社を潰してしまったこともあって
『あんな失敗もした』『こんな迷惑もかけた』・・・と
後悔ばかりなのだけれど、
小説の中で活躍する過去の主人公の姿は
人を大切にし、家族を守り、正義感あふれる若者の姿でした。

思い描いたとおりの人生を送れる人なんて
ほんの一握りしかいないのだろうけど
自分が思っていたよりずっと周りの人たちから愛されていたこの主人公の人生は
やっぱり幸せなものだったのでしょう。
ジ~ンと胸に迫る優しいお話です。
おすすめ♪







2冊目・・・三浦しをん 作 『神去なあなあ日常』
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高校を卒業しても、特にやりたいことも見つからず
なんとなくバイトでもして暮らしていこうと思っていた平野勇気君18歳。
どこにでもいそうな今時の若者である勇気君は、
母と学校の先生との陰謀(?)により
三重県の山奥にある神去村という、携帯電話も使えないような田舎へ送り込まれます。
そこで勇気君を待っていたのは、
『林業』というお仕事。
村からの脱走を試みたりしながらも
自然の美しさや山の力強さにだんだんと魅かれていく勇気君。
見上げても小さな空しか見えないような都会の生活では
絶対に経験できないような暮らしの中で
勇気君が成長し村人たちにも受け入れられていく様子が
しをんさんの絶妙な文章力で
面白おかしくつづられていく楽しい小説でした♪
毎日の生活に息苦しさを感じたときにおすすめの一冊です。






3冊目・・・初野 晴 作 『初恋ソムリエ』
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話題になった本、『退出ゲーム』の続編です。
前作の雰囲気も語り口もそのままに、
またしても爽やかな青春ミステリー小説になっていました。
噛めば噛むほど味が出るような小説ではありませんが
ドロドロとした感情のやり取りも、むき出しの自意識も皆無な
高校生たちの日々は
前回も書きましたがやはり
うらやましいほど健やかな友情と思いやりにあふれ、
読後は爽快な満足感を味わえます。
軽~いノリで読める本をお探しの方、おすすめです♪







4冊目・・・小川 洋子 作 『猫を抱いて象と泳ぐ』
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子どもの頃、居間にあった出窓の小さなスペースによじ登り
そこで本を読むのが好きでした。
その小さな空間は安心感を与えてくれて、物語の世界に没頭するには
うってつけの場所でした。

カウンセリングで使う箱庭には周りに必ず囲いがあり
絵画療法を行う画用紙には中にもうひとつ枠を書き足します。
人の心は守られていると感じることのできる限られたスペースの中でこそ
安心して自分を表現できるということが多々あるようです。

成長するにしたがって、
その守られた場所から人は外へと歩き始めるものなのだけれど
この主人公リトル・アリョーヒンは
チェス盤の下の小さなスペースからはみ出してしまうことを恐れ
自らの成長を止めてしまいます。

 体が大きくなりすぎてエレベーターに乗れなくなり、
 デパートの屋上から降りられなくなってしまった 象のインディラ
 建物の間のわずかなスペースに入り込み出られなくなった少女ミイラ
 太りすぎて住まいにしていた廃車のバスから出られなくなったマスター

この物語には主人公のアリョーヒン以外にも
空間に閉じ込められてしまった登場人物たちが登場します。

物語のキーワードであるチェスだって
8×8の白と黒の限られたスペースの上で繰り広げられるドラマだし
そんなことを言えば人の一生だって・・・。
そんなことをグルグルと考えながら
小さなチェスのテーブルの上で繰り広げられる詩的な戦いに
いつしか夢中になっていました。
ちょっと悲しいおとぎ話の様な小説でした。
面白かったですよ♪








5冊目・・・沼田 まほかる 作 『アミダサマ』
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ちょっとホラーな小説です。
耳鳴りのように聞こえてくる不思議な声に導かれ、
辿りついた場所には野ざらしになった冷蔵庫がポツリ。
ドアを開けてみると、中からは小さな女の子が出てきて・・・(ギャ~~~!)
てな感じのお話です。
でも読んでいる間はストーリーの面白さに引き込まれ
そんなに怖くありません。
(でも夜中にお風呂に入っているときに
ふと思い出したりして『ゾ~』っとしたりはしました)
本格的なホラーは苦手な人でも読めるくらいの
あの世とこの世を結ぶ不思議な物語でした。








6冊目・・・齋藤 薫 著 『されど”服”で人生は変わる』
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たかが”服”、されど”服”・・・わかるなぁ。。。その感じ。
見た目のきれいさばかり追い求めて中身が伴わないのはNGだけれど、
だからといって見た目が行き届いていなくてはお話にならない。
女は一生自分の着る物に振り回されて生きていくのでしょう。
この本は30歳くらいまでの働く女性をターゲットにしているようなので
『男が好きな服』『愛され服』に力をおいて解説しているのは
まぁ、仕方ないか(笑)
それでも『ゴールドが似合う女』と『プラチナが似合う女』の違い。
『パールが似合わないのは、女としてまずい!』などなど
なるほど~とうなずけるお話もいっぱい。
著者は、何かにつけこの本の中で
『ブランド物の定番バック』および『新作バック』を持つことを推奨しているけれど
ワタシの周りで、おしゃれだわ~♪と憧れる人で
これみよがしにブランドバックを持ち歩いている人は今やゼロだ。
本当に自分に似合うものを自分の価値観で選び
自信を持って着こなせるようになりたいものですな。
(永遠の課題かも・・・)
Commented by とらかぁちゃん at 2009-12-30 00:28 x
あれ?もしかして忙しい?(笑)
Commented by nyanko4116 at 2010-01-26 18:58
>とらかぁちゃんさま
その節は大変失礼いたしました。
タイトルと写真を一枚のせただけでUPしてしまったこの記事、
本日ようやく公開の運びとなりました(笑)

ちなみに現在は、試験の真っ最中につき
教科書以外の読書はひたすら我慢です。
(つ・・・つらい)
Commented by みも at 2010-01-27 09:34 x
にゃんこさん、おはよう~^^

試験頑張ってる最中かな?

試験終わったら、また思う存分読書してね~(^_-)☆

辛いだろうけど、我慢してp(^0^)q ファイト!

Commented by nyanko4116 at 2010-01-28 19:25
>みもさま
はい♪
何とか鬼にならずにがんばってますv(=^o^=)v
無事前半戦終了し、あとひと息です。
ひたすら、終わったらあれしようこれしようと
考えては精神の安定を図っております(笑)
応援ありがとうございました(^-^)/゛
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by nyanko4116 | 2010-01-26 18:49 | 読書日記 | Comments(4)

今日も笑顔で♪


by にゃんこ
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