読書日記No.96

f0065768_23184416.jpg

チワワ(2kg以下に限る)の間で
『あれは、寝心地がいいです!』 ともっぱら評判の、
”チワワ収納機能付きエプロン”、
待望の第二弾がストライプとブルーの2タイプで発売されました!
(いや、非売品だった・・・)





残念ながら今回も
ろくチンサイズの製作は見送られ
(構造的に不可能かと)
収納できるのはななチンのみ。

ろくチンは、ななチンをエプロンの中に入れると
大急ぎで寄ってきて、自分も抱っこをしてくれと暴れるので
結局両手はふさがったまま・・・
『チワワを抱っこしたまま家事ができる』 という当初の目的は
果たせずじまいなのでした。





それはともかく、
本日の読書日記。
今回はややおとなし目の本が揃っています♪




1冊目・・・群 ようこ 作 『三人暮らし』
f0065768_1731884.jpg

年齢、職業、人間関係も様々な組合せの女性三人が、
色々な事情で『三人暮らし』を始める
10のお話が入った短編集です。

母子家庭に転がり込んできた娘の友人。
同じ職場で働く40代の独身OL三人組の同居。
外国人向けの高級アパートメントを
ルームシェアして暮らす三人の女性。

同居人が身内だからよけいギクシャクしてしまったり
他人なのにとてもスムーズに暮らせたり
それぞれ、人と一緒に住む楽しさや苦労が
面白おかしく書かれていました。

血のつながりの有無、老若男女にかかわらず、
人と一緒に快適に暮らすには
『必要以上に相手に干渉しない』とか
ちょっとした心配りやコツのようなものが必要なのでしょう。
そう、群さんといえば、
あの『かもめ食堂』の原作者。
あの映画も女性三人の付かず離れずの距離感が絶妙でしたっけ。
心温まる短編集で、おすすめです♪





2冊目・・・重松 清 作 『再会』
f0065768_18441082.jpg

やっぱり重松さんは天才だわ!
・・・と、久々に思わせてくれる作品でした。
特に小さき者、弱き者にむける眼差しは
どこまでも温かくて、
気がつけば涙が流れていました。

障害を持って生まれてきた弟に向ける
姉の心が痛くなるほどの愛情と
祈るような眼差し。

空気を読むことを覚え始めた同級生の中で
一人『はりきって』発言してしまい
積極的で“いい子”だったはずの自分が
友人から浮いていくのをどうすることもできない
少年の悲しみ。

本人さえも言葉にできないような
小さな小さな、でも確かに傷ついている心にそっと寄り添い
物語にして差し出してくれるのは、重松さん以外にいないでしょう。

号泣するような感動小説ではないけれど
心の奥深くにしまいこんでいる出来事に
そっと絆創膏を貼ってくれるような
心に効く物語です♪







3冊目・・・蓮池 薫 著 『半島へ、ふたたび』
f0065768_21264486.jpg

拉致被害者である蓮池さんのエッセイ本。
過酷な北朝鮮での経験や
北朝鮮という国に対する思いが語られている部分もあるのですが、
それよりも印象に残ったのは
驚くほど冷静に自分の立場を受け止め、
北朝鮮、韓国、日本という国を
ただ批判するのではなく
それぞれの文化をできる限り理解し、敬意を払おうと努めている姿でした。

第一部は韓国の観光ガイドになっていて
韓国という国についてほとんど知識のなかった私には
半島の歴史など、ちょうどいい入門編となりました。
でも圧倒的に印象に残ったのは、
第二部の『あの国の言葉を武器に、生きていく』で語られる
自分の人生に対する思い。

24年ぶりに日本に帰国し、家族と暮らしていくことになり
何よりもうれしかったのは、
”お国”のおかげでも、”将軍様”のおかげでもなく
自分の”能力””稼ぎ”で家族を養っていけることだったんだとか。

現在はプロの翻訳家としてご活躍の蓮池さん、
失われた24年間を取り戻そうと
前向きに真摯に、でも常にユーモアも忘れず努力する姿には
心から『がんばれ!!』とエールを送りたくなりました。






4冊目・・・宮下 奈都 作 『遠くの声に耳を澄ませて』
f0065768_1346998.jpg

『よろこびの歌』などで話題になっていることは知っていましたが、
この作者の本を手に取るのは初めてでした。
そして読み終わったと同時に他の作品も急いで図書館に
リクエストをかけました。
こんな風にぴったりと寄り添うように共感できる作品に出会ったのは
久しぶりのこと!
大きな事件も出来事も全くでてこない短編集なのに
読み終わった時には
長い旅からようや我が家にく戻った時のような、
もしくは腕のいいカウンセラーに思いのたけをすべて受け止めてもらった後のような
懐かしくてなんとも言えない充ち足りた気分になっていました。

人が人とコミュニケーションをとるとき
言葉で伝わることよりも
その表情やしぐさ、全体の雰囲気から受け取る情報量の方が
ずっと多いのだそうです。
この短編集の主人公たちも
自分のことを言葉であからさまに語ることはほとんどないのですが、
毎日の暮らしの中で何を愛おしいと思い
何を悲しいと感じるのか、
主人公が周りの人を見つめ、語る視点によって
その人となりが鮮明に浮かび上がってくるのです。

もう忘れてしまったり、思い出すことがなくなった出来事でも
今の自分を作り上げてきたのはそんな過去のあれこれであるのは確かなこと。
生きて行くのに迷ったり、つまづいたりしたときに耳をすませば
そんな過去からのメッセージが遠く聞こえてくるのでしょう。
おすすめです♪








ということで、図書館に走り
続けて宮下さんの本借りてきました。
5冊目・・・『スコーレNo.4』
f0065768_18153871.jpg

う~ん。。。
期待しすぎて読んだのがいけなかったんだな(笑)
それとも先にこっちを読んでいたらもっと感動したのか?!
作者初めての書下ろし長編小説なんだそうで、
後半ちょっと間延びしてしまっている感はぬぐえませんでした。

それでも、
幼い少女が社会人に成長するまでの姿を描いた物語の中には
自分も遠い遠い昔、確かに経験したような思いや出来事がたくさん詰まっていて
懐かしさを覚えたりもしました。
ピュアな恋愛小説をお探しの方にはおススメです♪








6冊目・・・『死なないぞダイエット』
f0065768_14215214.jpg

そう、このダイエット本の目的は
メタボが原因で『死んでしまわないこと』!
だから充分標準体重なのに、『もう2、3キロ痩せたいわ』とか
『もうちょっとスタイルを良くしたいんだけど・・・』という人は
決して読んではいけません(笑)

メタボ検診でがんばってお腹を引っ込めたのにも関わらず
標準値を軽~くオーバーしてしまったお父さんや
高血圧、糖尿病などの気があるけれど
まだどこも自覚症状がないし・・・と、のんきに構えているそこのあなたに(!?)
ぜひ読んで頂きたい本です。

前半では、血液の流れが悪くなることがどれだけ恐ろしいか、
血管が詰まることで起きる突然死が
どれほど無念なものであるかがたたみかけるように
しかもわかりやすく解説されていて、
しまいには恐怖感すら覚えます。

そして後半で紹介されるダイエット方法は、
『え、そんな簡単なことだけでいいの?』と疑ってしまうほど楽チンなもの。
朝晩体重をはかり必ずグラフにすること。
体重が増えた時はその言い訳を記入すること。
脳の癖のようなものを利用したダイエット方法は
ちょっと前に流行った『レコーディングダイエット』にも似ていますが
さらに簡単で理論的に納得できるものでした。

えぇ、もちろんカビゴンパパにも読ませましたとも!
意外と根が素直なせいか
読んだだけで痩せたような気になっていましたが(笑)
肥満がどれだけ恐ろしいかということに気付いただけでも
一歩前進でしょうかね。
メタボな人にはぜひおススメです♪







3冊目・・・本多孝好 作 『WILL』
f0065768_17294441.jpg

まだうら若き女性である主人公の職業は
なんと葬儀屋社長。
人を送る仕事であるがゆえに、
主人公の周りには
生と死をめぐる様々なトラブルが持ち込まれてきます。
(ちょっとホラーチックな謎解きアリ)

亡くなった人の想い、
それを見送った人、残された人の想いは
それぞれ事情や形は違っても
温かくてちょっと切ないものばかり。
残された人だけが歩む『未来』が幸せであってほいいと
思わずにいられませんでした。

そんなに面白くはありませんが、
つまらないわけでもない・・・・(微妙)
読み終わっても内容があまり印象に残らず
読書日記を書くのに苦労してしまったのでした(笑)
Commented by のんのんママ at 2010-05-08 23:27 x
またまたたくさん読みましたね~~!
蓮池さんの「半島へふたたび」 私もリクエストしてるけど
なかなか順番が回ってこないよ~。
かなりの人が順番待ちしてるみたい。
想像を絶する過酷な運命に翻弄されて、
それでもたくましく生き抜いてこられた姿には
感動します!
早く読みたい!

「死なないぞダイエット」
カビ様、感銘を受けられたのね(笑)
我が家には、健康診断で「痩せすぎ」と記入される男が2人・・・
こういう人には何を読ませたらいいのかね?
Commented by カビゴンパパ at 2010-05-09 13:12 x
のんママさま
 あくまで一般論ですが、統計的にはやや太り気味が最も
「長生き」というデータがあります。(適度の飲酒も)
現時点のメタボ定義を再確認すると、
下記「(1)かつ(2)のうち1つでも該当」となっています。
(1)エスト♂85cm以上、♀90cm以上
(2)高血圧・高脂血症・高血糖・喫煙
 因みに小生は(1)は大幅超過ですけど他は全く問題なしです。
Commented by nyanko4116 at 2010-05-10 19:50
>のんのんママさま
我が家は一応標準圏内のワタシと
明らかに痩せすぎのウッキー、
そろそろなんとかしないとまずいぴよちゃん、
今すぐなんとかしないと大変まずいカビゴンと
バラエティーにとんでいます。。。
一番大食いのウッキーが
一番太らない・・・というのがなんとも皮肉です(笑)

蓮池さん、
TVで見ていると固い感じの方をイメージしていたのですが
とってもユーモアたっぷりの方でした。
厳寒の時期、家族で燃料になる枯れ木を探して歩いた話や
家族総出で一年分のキムチを漬ける話
(そのために北朝鮮にはキムチ休暇があるらしい・・・)などなど、
興味深く読めましたよ♪
Commented by nyanko4116 at 2010-05-10 19:51
>カビゴンパパさま
デブ自慢してないで、痩せましょうね♪
名前
URL
画像認証
削除用パスワード
by nyanko4116 | 2010-05-08 14:57 | 読書日記 | Comments(4)

今日も笑顔で♪


by にゃんこ
プロフィールを見る