読書日記No.97

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衝動買いしてしまったのだった。。。





マウスのクルクルっと画面をスクロールさせるボタンが壊れてしまったので
新しいマウスを買いに出かけまして。
で、出会ってしまったのがこのド派手なピンクの(しかも花柄の)マウス。
冷静に考えていたら買わなかっただろう(たぶん)。
しかもお揃いのフリフリのかたちの(しかも花柄の)マウスパッドまで・・・買うことはなかったと思う。
。。。たぶん。
たぶん、、、、そう、イマイチ自信がないのだ。
本当に衝動買いなのかどうか。

今までだったら、何かを選ぶときは迷わず即決で白!
(もしくはベージュがミルク色)
せいぜいひよこ色くらいまでがいいとこだったのに、
最近なんだか妙にきっぱりとしたピンク色だとか
花柄の物に目が行ってしまう。。。。うぅ。
歳とって好みが変わってきたんだろうか。
そのうちヒョウ柄とか好きになっちゃったらどうしよう。。。
でもこのマウスは何度見てもやっぱり可愛いと思うのだった♪


ではでは、本日の読書日記です。
今回は巷で話題になった小説がいっぱいです。






1作目・・・・中田 永一 作 『吉祥寺の朝日奈くん』
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中田 永一、一体何者なんだ?!
・・・と、叫んでしまうくらい
冒頭の短編『交換日記はじめました!』を面白く読みました。

高校生の女の子が交わす
『愛の交換日記』のはずが
いつのまにか色々な人(母とか妹とか)が参加していたりして(笑)
こういう小説、(ラブ・コメディ?)
恋愛モノの小説が少々苦手なワタシでも
こういう、感じなら大丈夫。いや、むしろ好き。

クスクスと笑いながら読んでいるうちに
最後はシミジミ。

他4つの短編も
ほのぼのとした気持ちになれる楽しい短編集でした。
おすすめです♪

*そうそう、『中田 永一⇒実は乙一の別名』説があるそうです。
 うん、すごく納得できる。






2作目・・・香山 リカ
著 『しがみつかない生き方』
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あとがきで、作者は言います。
ただふつうに生きることが、いつからこんなに大変なことになってしまったのかと。

”がんばれば夢はかなう”
”努力は必ず報われる”・・・という言葉が何の役にも立たない今の世の中で
しあわせになろうとするならば
自分が無意識にしがみついていることから
離れてみましょうと香山さんは提案しています。

・お金にしがみつかない
・子どもにしがみつかない
・『私が、私が』と自慢競争をしない
などなどある中で、一番おもしろかったのはやはり、
・『勝間和代を目指さない』でした。
常に自分が人より抜きん出て、一番になること
勝間さんが提案する
『人生の勝者』『成功者』になる必要はないのだと。
だいたい人生に勝ち負けなんてないでしょ( ̄∀ ̄)b♪
人とくらべるのはもうやめて
自分の幸せは自分で決めないとね。






3作目・・・東野 圭吾 作 『新参者』
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今、阿部 寛主演でドラマになってますね~。
TVドラマは見ていないのですが
読みながら『これは絶対ドラマ向きだわ!!』と(笑)

下町情緒が残る日本橋界隈でおきた殺人事件。
その事件に関係する人たちの日常を一話ずつの短編に収めながら
徐々に物語は犯人に近づいていきます。

本格的な推理小説を期待して読むと
少々拍子抜けしてしまいますが
(犯人の逮捕劇に関してはわりと淡々と描かれているので)
日々の暮らしの中で起こる
”ちょっといい話”は読んでいてとっても楽しい♪

楽しい・・・が、
『このミステリーがすごい!』1位はちょっとご褒美あげすぎでは?
そこまでミステリーとしての魅力はないと思うんだけどなぁ。







4冊目・・・磯崎 憲一郎 作 『終の住処』
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昨年の芥川賞受賞作です。
そう、芥川賞なので純文学です。
純文学なので(・・・というわけでもないが)
スリルとサスペンスも
ハラハラ・ドキドキするラブストーリーも
もちろんハートフルな場面などは微塵も出てきません。

定年を迎える男の半生が
夢か現かはたまた脳内妄想が炸裂しただけなのか
ひたすらツラツラと語られていきます。
30過ぎて、結婚したとたん
不機嫌になり口をきかなくなってしまう妻
(なんと11年間も!)
妻の不機嫌の理由をあれこれ考えてみるものの
妻と話し合うことはせず、
不倫を繰り返す夫。

その夫が定年を迎え、
最後は妻の待つ〝終の住処(ついのすみか)”へ帰っていく・・・って、
ほとんどホラーじゃん。
私には純文学の奥深さがまだまだ理解できていないことを
改めて思い知らされた一冊でした。




・・・で、そんな私でも読めた
純文学の入門編にもってこいと思われる小説がこちら
5冊目・・・川上 未映子『ヘヴン』
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やはり芥川賞作家である川上 未映子さんですが、
今までの作品と違ってとても分かりやすい文章になっています。

主人公はクラスメートからいじめを受けている中学生の男の子。
詳細に語られるいじめの内容は、むごたらしく
悲惨この上ないものばかり。
でも作者がいじめという設定をかりながら
本当に伝えようとしているのは、
もっと大きく人間の根源にかかわってくるようなこと。
『いじめはいけません!』ではなくて
『人間とは何ぞや』のひとつの答えなのです。

そのせいなのか、いじめの悲惨さが増せば増すほど、
物語がどんどん透明度を増していき
読んでいるこちらの気持ちは
そこに書いてある内容とは程遠いくらい、読む程に澄み切っていくのです。

『人の痛みは人のもので、自分のものではないから関係ない』
と、本気で思っているいじめる側の少年の言い分に
背筋がぞっとしたりはしますが
ラストで主人公の少年が初めて見た
奥行きのある焦点のあった世界が
どこまでも美しく、涙がでるほどきれいだったことに
心が救われる思いがしたのでした。





6作目・・・西川 美和 作 『きのうの神さま』
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笑福亭鶴瓶がニセ医者を演じて話題となった『ディア・ドクター』。
(この本の作者の西川さんは、『ディア・ドクター』の監督さんです)
この本の中には、
その映画の主人公がなぜニセ医者なんかになってしまったのか
その答えとなるサイド・ストーリーが収められています。
とっても面白い映画だったのですが、
この本を先に読んでいたらもっとシミジミ鑑賞できたかも。

他にも、実際の医療現場から取材したけれど
映画には盛り込むことのできなかった題材を
短いお話にまとめて収録してあります。
映画とセットでぜひどうぞ♪






7作目・・・大島 真寿美 作 『戦友の恋』
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作家の佐紀と編集者の玖美子。
公私ともに支え合っていた二人の関係は
友達などという生易しい言葉では表せないほどだったらしい。
だったらしい・・・と過去形になってしまうのは
小説の冒頭でこの編集者の玖美子が
若くして、しかもあっけなく亡くなってしまっているから。

この小説は『戦友』だった友を亡くしてしまった佐紀がたどる
その後の長い長い喪失と再生の物語です。

その長い悲しみに溺れるのでもなく
無理に乗り越えようとするのでもなく
戦友との思い出を丸ごと抱えて生きていく佐紀の姿が、
大切な人を失うというのはどういうことなのかということを伝えていて
心にジ~ンと沁みてくるのでした。
Commented by mamemama at 2010-06-08 10:36 x
私はTVはほほとんど観ないのですが、
日曜夜だけは、風呂や夕飯の片付けをさっさと済ませて
『新参者』を楽しんでます。

家族みんなで毎回ドキドキ。おもしろいですよ~。

本は、今読んでしまうと犯人が判ってしまうので
あとしばらくはオアズケです。

Commented by kodemari4 at 2010-06-08 16:21
マウスとマウスパッド、かわいい~♪
今ちょうど、マウスパッドを交換しなくちゃと思っていたので
こんなラブリーなのいいかもーって思いました。
先日TVで年齢より若く見える女性特集をやっていて
その方たち全員が好きな色はピンクとか明るい色だったんですよ。
だから全然OK! ヒョウ柄までは進まないと思います。(笑)

阿部ちゃんの出るドラマは大体面白いので
新参者も毎週楽しみにして見ています。
犯人は誰なんだーと気になるところですが
聞かないで置きますね。(笑)
Commented by nyanko4116 at 2010-06-08 18:29
>mamemamaさま
面白そうですよね~『新参者』!
新聞の番組案内欄を読んでるだけですが、
どうも小説より面白い展開になってるみたいに思えます。
小説だとわりと唐突に犯人が出て来て
簡単につかまっちゃうんですよ~
・・・おっと、これ以上書いて
楽しみを奪ってはいけないわ(笑)

TVドラマ、
次回まで楽しみに待つということができず(笑)
私もほとんど観ないです。
(見るときはDVDで一気に!)
あ、でもこの前NHKでやっていた『八日目の蝉』は
最高にいいドラマでした。
(やっぱりDVDに録って一気に見たんですが(^^ゞ)
Commented by nyanko4116 at 2010-06-08 18:40
>kodemariさま
犯人は、そう
例のあの人!
あの人ですよ~(笑)

阿部ちゃんの出るドラマ、面白いですよね~。
『結婚できない男』私も大好きでした♪
(再放送もしっかりみたし)

意識してそうなったのではないのですが
ピンクのもの、
今まで我が家にはほとんどありませんでした。

それがここのところ、ジワジワと増殖を続けています。
私の心と体が
無意識に『若返らせて~!』と
叫び声でもあげているのでしょうか。

この(マウスはともかく)マウスパッドは
とっても可愛いです!
アフタヌーンティで見つけました♪
Commented by rioryu at 2010-06-08 22:50
お友達が・・・本なんて全然読まないし~ってタイプの友達が
毎晩寝る前には読書時間なの・・・って先日初めて知って(笑)
(彼女は小学校からの付き合いなのに・・・^^;)
それも東野圭吾が好きでほとんど読んでるとか。
今度貸してくれると約束しました。

私もTVドラマ楽しんでますので
ドラマが終了した後に『新参者』借りて
読んでみようと思います^^

Commented by カビゴンパパ at 2010-06-08 22:59 x
 元々ニャンコさんですからヒョウ柄も似合うと思います・・・
Commented by のんのんママ at 2010-06-08 23:12 x
かわいい!!
私の好物ですっ!!
こんな可愛いの、どこに売ってるのーー!?
私も欲しいです~~~♪
私は昔からピンクが大好きでした。
今でももちろん一番好きなのはピンク♪
けど最近、水色系とか黄色系とかも好きになってきた~。
どっちにしろ明るい色が好きってことかな?

新参者、終の住処、へヴン、読みました~。
終の住処・・・私も同感です(笑)
どう感想を述べたらよいやら、分かりません・・・(笑)
Commented by nyanko4116 at 2010-06-09 12:31
>rioryuさま
読書って、クセになりやすいというか
習慣になってしまうと禁断症状さえ出るくらい
なくてはならないものなるんですよねぇ・・・。
(人はそれを活字中毒とよぶ。。。(笑))

東野圭吾、ワタクシのおすすめは
『赤い指』『トキオ』『秘密』などなど(←かなりベタなライン…)
です♪
気が向いたらぜひ^^
Commented by nyanko4116 at 2010-06-09 12:36
>カビゴンパパさま
ヒョウの威を借るにゃんこってか?
ヘ(_ _ヘ)))ガオ~~~~~~
Commented by nyanko4116 at 2010-06-09 12:46
>のんのんママさま
実はこのマウスを見つけた時、
『みっちょさん好きだろうなぁ~♪』って(笑)
”ピンク好きな人は若く見える”を
みっちょさん証明してますよ!!
(マウス&パッドはアフタヌーンティで売ってます♪)

終の住処・・・ね、やっぱりそうだよね(笑)
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by nyanko4116 | 2010-06-07 22:20 | 読書日記 | Comments(10)

今日も笑顔で♪


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