映画日記 NO.17

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『母さん、ほら見て 新作~』
『・・・・・・。』
一年に一回はやらないと、どこか身体に異変でもきたすのであろうか。
あと3か月で二十歳になる、
ウッキー大学2年の夏であった。。。








まったく成長の見られない2枚の写真を並べ
母は激しく不安にかられる。

この1年にかけた学費や
食べさせたはずの食糧は、
いったいどのへんで血となり肉となっているのか?

ま、まさか無駄に消費されたなんてことはあるまい。

また来年も同じことをやったら
直ちにヘッドロック、そして腕ひしぎ十字固めでもお見舞いしてみることにしよう。





では、映画日記です♪




1作目・・・『借りぐらしのアリエッティ』
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劇場で予告編を見てから、うれしくてうれしくて
ず~っと完成を楽しみにしていました。
なんてったってあのジブリが作る小人のお話、
はずれるわけがありませんもの。

子どもの頃から小人の出てくる物語に目がなかった 自称小人マニアのワタクシ、
大スクリーンに描き出されるアリエッティのお家や
想像していたよりずっと素敵だったドールハウスに大満足でした。

でもね、なかったんですよ
一番期待していた場面が。。。(涙)

床下で暮らすアリエッティ一家には、もし人間に見つかったら
引っ越さねばならないという決まりがあります。
病気の療養でこの屋敷に来ていた少年に アリエッティたちは見つかってしまうのですが
でもそのおかげで豪華なドールハウスを少年からプレゼントしてもらえるのです。

たしか原作にはこのドールハウスを使って暮らす場面があったはず。
(ドールハウスがとっても素敵だったので、
 原作の中の父さんは引っ越しをやめにするのだ♪)

しかし、生真面目な父さん率いる映画のアリエッティ一家は、
豪邸に見向きもせず 直ちに引っ越しの支度を始めてしまいます。
キッチンのオーブンなんか、ちゃんと料理ができるようになっているのにですよ~
(オーマイガー゙━━(= ̄□ ̄=)━━ッ!!)
ちょ、ちょっとくらい使うとこ見せてくれてもいいのに。



原作では調子に乗ってドールハウスをプレゼントしすぎた少年のせいで
結局アリエッティ一家は引っ越さねばならなくなるのですが
アリエッティとの別れを惜しんで泣く少年の前で
やはり泣きながらアリエッティはこうつぶやきます。
『私、うれしくてうれしくて・・・』
そう、アリエッティはこの狭い床下から外の世界に出られるのがうれしくて泣いていた
んですね~。

もちろんジブリ映画がそんな、
『チャンチャン♪』 とコントのオチのような終わり方になることは間違ってもないのでしょうが
このシーン、ばっさり切ってしまうのは少々残念だった気がします。
冒険が大好きなアリエッティの性格をとてもよく表していると思うので。

アリエッティの世界の描写はハナマル♪
でもストーリー的には普通にマル。
ストーリー的な感動が少なかった分、見終わったあとでも
『もっと見せろ~!!』 と叫びたい気持ちをたっぷり持て余してしまったのでした。









2作目・・・『ソルト』
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『007の女性版のようなアクションものにしたい』」という
アンジェリーナ・ジョリーの希望で実現したというこのスパイ映画
面白かったです。

アメリカCIAのエージェントであるソルト(アンジェリーナ・ジョリー)が
ロシアの二重スパイの嫌疑をかけられます。
果たしてそれは何かの罠なのか、
それとも本当にソルトは二重スパイなのか。。。
そのあたりがはっきりしないまま
CIAから逃れるため、ソルトの逃亡劇(派手なアクション満載)が始まります。

ソルトが逃亡する理由もイマイチはっきりしない中
彼女の真意が何であるのかを知る手掛かりとなるのはただ一つ
感情を押し殺した能面のような表情の中
唯一様々な変化を見せる彼女の眼差しです。
彼女が最後まで守りたかったものは何なのか、
ドキドキが続く中 ラストまで観客を飽きさせない一気の展開はお見事。
面白さがギュッと凝縮された1時間40分でした♪
(終わり方から続編アリと見た)






3作目・・・『色即ぜねれーしょん』(DVDで鑑賞)
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これぞ、青春!!
ど真ん中ストライクの青春映画です。

優等生にもなれず、体育会でもなければ不良少年にもなれず、
悩みの種は 「反抗する相手すらいなくて幸せすぎること」
という高校生の男の子。

頭の中は女の子のことでいっぱいなのに
何事に関してもあと一歩が踏みだせない主人公の
ひと夏の物語です。

この映画で一押しなのが
主人公の両親役の
リリー・フランキーと堀ちえみ
主人公を温かく見守る親の雰囲気がとても上手に醸し出されていました。


主人公の家に思わせぶりに押しかけてきた年上の女子大生と主人公が
お母さんが用意した夕食を断って夜遅く外に出かけようとしたとき、
母役の堀ちえみは、ただアタフタと何もいえずに困った顔をするのですが
父役のリリー・フランキーは
だまって財布の中から一万円札を渡します。
そして「これで美味しいものを食べて、そのあと彼女を送ったらちゃんと帰ってくるんだぞ」
と一言。

本当は主人公と女子大生は外で食事をしたあと
ホテルにお泊りしようとしていたのですが、
行けませんよね~。
父にこんな親心を見せつけられたら。

なるほど、確かにこれでは「反抗する相手すらいなくて幸せすぎる」わけだ(笑)

主人公の男の子(黒猫チェルシーの渡辺大知)も
この役柄にぴったりで笑顔がとっても可愛いです。
気弱で押しが弱そうだった男の子が文化祭でマイクを前にかっこよく大変身して
『・・・おまえ、甲本ヒロトか?!』と思うほどの姿で歌う場面は必見!
等身大の男子高校生の物語、なかなか良いです。








4作目・・・『7つの贈り物』(DVDで鑑賞)
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映画が始まってしばらくは、
主人公の行動の意味がまったくつかめず
頭の中は「???」でいっぱい。
回想シーンもつながりのないまま 物語は進んで行きます。

しばらくたつと主人公が何をしようとしているのかが
おぼろげながら見えてきます。
『七つの贈り物』をする相手として主人公が探しているのは、
目の不自由な人、心臓の悪い人、腎臓透析をしている人、
連想するのは”○○バンク”とか”ドナー”とか・・・。
バラバラだった物語が形を表してくるのです。

そこで今度は、なぜ主人公が
そんなことをしようとしているのかが謎となって来るのですが
その理由と言うのが、
残念ながら いまひとつ説得力がない。。。
気持ちはわかるけど、
罪を償うというのはそういうことじゃないだろうと思ってしまうのです。

泣くに泣けない、なんとももどかしい気持ちになる映画でした。
おしい・・・。






5作目・・・『鴨川ホルモー』(DVDで鑑賞)
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『京都市内を縦横無尽に何百匹という数の小鬼たちが駆け巡る!』
そんな突拍子もない話を、よくぞ映像化した!!と
まずは拍手を送りましょう♪

その小鬼たちを自由自在にあやつり、
大学対抗で戦わせる儀式を『ホルモー』と呼ぶのだけれど、
小説を読んでいるだけはイマイチ想像しきれなかった部分、
『ゲロンチョリ~』とか、鬼語を喋りながら様々なポーズを決める学生たちの姿だとか
織田信長そっくりのちょんまげで大学に通う主人公の友人(↑写真左から二人目)だとか
神社で男子学生が全裸で踊る『レナウン娘』の踊りとか・・・
(どんなにアホなお話か、これだけでもよ~くわかります) が、
しっかり実写化されていて大いに満足でした。

そして何よりよかったのが
信じられないようなバカげたことでも
『学生時代』という特殊な異次元空間においては
なんでもありえてしまうのだということが、
理屈抜きに納得できたことでしょうか。

アホだけどどこか懐かしい、
恋と笑いと友情の物語です♪






6作目・・・『きみの友だち』(DVDで鑑賞)
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原作は重松 清の同名の小説。
『なにか面白い本ある?』と聞かれて、
相手が学生さん以下ならば
必ずおすすめしている一冊です。

大好きな本だけにどんな話になっているのかと
若干緊張しつつ鑑賞しました。

原作は、『本当の友だちってなんなのだろう』という問いが
読んでいるこちらに形を変えながら絶えず投げかけられているような本なのですが、
映画ではそこの部分はちょっと弱かったかも。
ただ、主人公とたった一人の友だちだった少女との話に的を絞ってあったため
二人の心の結びつきは逆にとても良く伝わってきました。

一番印象的だったシーンは、
二人がまだ仲良くなる前の小学校時代の回想場面。
主人公からまったく理不尽な理由で、辛辣な言葉を投げつけられた少女が
誰もいなくなった公園で一人泣きじゃくります。
あぁ・・・この頃ってそういえばこんな感じだったかなぁ・・・と。
優しい子は優しいがゆえにいじめられてしまい
ちょっぴり他の子より先に大人びた女の子は
悪知恵を働かせては平気で周りの子を泣かせてたっけ。

この映画を見るならぜひ原作も合わせてどうぞ♪
この映画を見なくても、原作本をどうぞ(笑)
Commented by papichimam at 2010-08-20 09:12
にゃんこさん、おっはよう~♪

ウッキーくんったら(爆)
でも、男の子っていつまでたっても幼いような・・・わが息子をみていつもそう思ってしまいます。

にゃんこさん、ソルト見たんですね~^^
私もずっと観たいなぁと思いつつまだ映画館まで足が向いてません^^;;
でも、絶対観るわ(^0^)v

↓神戸に行かれてたんですね^^
一度は行ってみたいな神戸!
後で神戸の記事ゆっくり読ませてもらいま~す。
Commented by kodemari4 at 2010-08-21 12:24
ウッキーくん!
ウケると思ってお母さんに見せるその気持ち、可愛い~♪
できれば10年後も同じことしていてほしいな。^^
新作と旧作の違いは・・・指の違いでしょうか???

『7つの贈り物』、私もDVDで見たんですが
期待していたのに見終わったら気分がモヤモヤしました。
『ソルト』、面白そうですね。上映時間は短いけど。(笑)
Commented by nyanko4116 at 2010-08-21 13:15
>みもさま
本当にねぇ・・・(タメ息)
来年の今頃は、もう就職活動ですよ。
20歳過ぎて、まだおんなじことしていたら
浴びせ倒しの上に 鯖折りですわ。
(なぜか相撲技・・・)

ソルトね、
ストーリー的に破たんしているという説もありますが(笑)
そもそもスパイ・アクション系映画は
勢いとハートで見るものだと思うので
細かいところは気にせず
楽しんでみて下さい♪

神戸、私も初めてだったのですが
想像していたよりずっと
ゆったりとした時間の流れる場所でした。
もう一度行ってみたいです♪
(今度はタクシー フル稼働で)
Commented by nyanko4116 at 2010-08-21 13:29
>kodemariさま
うむ。。。
指が一本から二本へ。
これが進化の証であってほしいと
藁にもすがる思いで、母は祈るのでした。

ウッキーの場合、
本当に10年後も同じことやっていそうで怖いです。
そうなったらもう、
軽~く首のあたりでも絞めてみましょうかね・・・。

『7つの贈り物』、
それでいいのか~!!?って感じでしたよね。
主人公が、なぜそこまで追い詰められるほどに苦しんでいるのかが、
イマイチ伝わりにくかったせいもあるのでしょうが、
苦しくても最後まで人生を全うしてほしいと思ってしまいました。

『ソルト』、潔いまでに短い上映時間です!
その分余計な枝葉が取り払われ、
内容は濃いですよ~♪
Commented by rioryu at 2010-08-21 18:31 x
にゃんこさん、神戸いいですね~♪
私も独身の頃に、友人と行ったり、大好きな人と行ったりした記憶がよみがえりました(笑)^^

震災前の話なので、その後の神戸がどんな様子なのかわかりませんが、
にゃんこさんの写真で見る限りは異人館などは当時のままのようで、ちょっとホッとしたり・・・。
でも、実際には色んなところに、震災の爪あとがあったりするのでしょうね・・・。


アリエッティ、私も見てきました^^
町内で見れば安くなったのに、山形に帰省して雨だったので見てきました(笑)
正直『え~~~、これで終わり???』と物足りなさを覚えました^^;
原作は、あのドールハウスで暮らしたりするのですね?
それ、見たかったなぁ!残念です(TT)


ソルト、面白いのですね^^ アンジー好きなので見に行きたいです♪

追伸:やはり、下の男子は可愛いですね~(笑)
    きっと、20歳になってもバージョン変えてやってくれるのでは?(笑)

Commented by nyanko4116 at 2010-08-22 23:23
>rioryuさま
わ~、いいわぁ♪
神戸、青春の1ページなんですね。
たしかに、街はデート中の若いカップルが溢れていたっけ^^

神戸のイタリア館では、
高価なお皿を震災でたくさん失ってしまったそうです。
部屋の中にも、震災後補強したという柱が
ド~ンと据え付けられていたし。
街の中を普通に歩いているとわからないけれど、
それぞれの暮らしの中ではたくさんの爪痕が
きっと残っているんでしょうね。

そう、アリエッティ
もっとその先を見せろ~って感じの
エンディングでしたよね。
新しいお家にお引っ越ししたあとの様子とか・・・
ちょこっとでもいいから見たかったです。

アンジー、久々のアクション
やっぱりカッコ良かったです。
今回は女っぽさを極力排除した感じで
ひたすら強く、たくましくでした♪

ウッキー、20歳バージョンは
指が三本ずつに増えてるとか?(涙)
こんなことをすれば母が喜ぶとでも
思って。。。いるんでしょうね、やっぱり。
Commented by カビゴンパパ at 2010-08-23 22:39 x
 皆さん、こんばんは。相変わらずニャンコさんに暖かいメッセージ有難う。
①ソルトは単身赴任後ニュンコさんと初めて見た映画  です。
  内容も楽しかった(疑義について夫婦で質疑)ので  すが、二人で観ることが一番。
②ウッキーは間違いなく成長しています。自分のように
 うれしいのは年を取った証拠ですね。
 ⇒皆さん、ウッキーに愛の手を!! 
Commented by nyanko4116 at 2010-08-24 16:40
>カビゴンパパさま
酔って帰ってヘベレケなのに
無理してコメント入れないでいいから。
そんでもって、
『今コメント入れたから読め!』とか
電話してこなくていいから。

それと・・・
ニュンコはやめて、ニュンコは。
(x_x) ☆\( ̄ ̄*)バシッ
Commented by mamemama at 2010-08-25 08:52 x
ご夫婦で映画鑑賞。相変わらず仲良しですね♡
うちはダンナが借りてくるDVDが、私と娘には超不評、
一緒に観に行くなんてのはまず無理です。
おまけに、私は映画館行くとすぐ寝ちゃうし・・・・。

唯一、アンパンマンだけは家族揃って観に行ってました。
そのうち娘と私だけになり、成長するにつれ娘は渋々になり、
今年はとうとう、私一人で観に行くことになってしまいました。

やなせたかしさんが好きなので、ずっと観続けたいのですけど、
さすがに幼児連れの若いママさんたちの中に
中年女が1人・・・、なのはちょっとねえ。

来年からはDVD鑑賞になりそうです。









Commented by nyanko4116 at 2010-08-26 00:03
>mamemamaさま
いえいえ、もったいない!
アンパンマンもそうだけど
ドラえもんもピカチュウも
大人の一人鑑賞の方、いっぱいいるそうです^^♪

なるべく遅い上映回に行けば、
『キャ~』とか『ビエ~ン』とかも
比較的少ないし、
場内暗くなっちゃえばわかんないし(笑)

パパと映画を観に行くと、色々大変です。
今回の場合だと、
ポップコーンを床にぶちまけたり
イスのドリンクホルダーにトレーが入らないと
ブチ切れたり。。。
賑やかすぎです。
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by nyanko4116 | 2010-08-19 17:02 | 映画日記 | Comments(10)

今日も笑顔で♪


by にゃんこ
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