読書日記No.100

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まさか、まさか・・・
ミスチルの歌に泣かされる日が来るとは。







2週間限定で上映されている
ミスチルのドキュメント映画 『Mr.Children / Split The Difference』、
今日は水曜日なのでレディースデーで¥1.000‐ね♪ と思って行ったら
なぜか¥2.000-の均一料金でした(泣)

それでも見終わった後はそんなこともどこかへ吹っ飛んでしまうくらい
感動の嵐!!
考えてみたらワタシ、
今までろくに曲も聞いたことないクセに
ミスチルを『桜井ウゼー』とか言って、毛嫌いしていたのよね(猛反省)

映画に誘ってくれたウッキー君は
『退屈で寝ちゃうかも』とかほざいていた母が
見終わったあといきなり
『桜井、神!!』とか言い出したので
映画より面白いと言って大爆笑。

この歳になって今さらながら
喰わず嫌いはもったいないということを
つくづく実感させられた貴重な一日でした。



なんとなく敬遠している作者の本も
読んでみようかなんて思いつつ
本日の読書日記です♪






1冊目・・・石田 衣良 作 『チッチと子』
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心がほかほかと温まるような家族小説です。
家族とは言っても
主人公(もうすぐ40歳、お腹は出ていない) は妻を交通事故で亡くし、
小学生の一人息子と神楽坂のマンションで二人住まい。

家事に育児に学校の行事にと、
手を抜くこともなくさらりとこなす主人公。
その職業は、
売れていそうでイマイチ売れていないという
微妙な知名度のエンターテイメント系の作家です。

そのおかげでこの本は、家族小説といいながらも
初版が何千部だと、作家の収入は幾らになるだとか
直木賞(本文では直本賞になっている・・・)を受賞すると
生涯収入は何億円増えるだとか、
割と下世話な出版業界の内側や
主人公がこっそり2ちゃんで自分の名前を検索し、
自分の小説の悪口を読んでは落ち込む姿などなど
作家のふだんの姿をちょっと覗き見するような面白さもあります。

表紙の絵のチッチの横顔、B'zの稲葉さんそっくりなんですよ。

でも主人公=稲葉さんの脳内変換はおそらく不可能かと。

直木賞の候補にもあがるほどの作家にもかかわらず
常に謙虚で女性にも押しの弱い、物腰の柔らかそうな主人公の姿は
TVから受ける衣良さんのイメージそのもの。

主人公=衣良さんの姿が初めから終わりまで
ず~っと私の頭の中にこびりついて離れませんでした。

さらにこの本、装丁に面白いしかけが施してあります。
本を読み終わったら、
表紙のカバーを外して見て下さい。
ちょっとうれしいプレゼントに出会えますよ^^

おすすめです♪









2冊目・・・柴門 ふみ 著 『大人の恋力』
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その昔、恋愛の教祖とまで言われた柴門さん。
たとえ50代に突入したって
柴門さんの周りには恋愛話が満ち溢れているようです。

『私のとある友人の話だが・・・』と語られるその友人も
み~んな40代後半~50代。
おじさんやおばさんになったって
たくましく恋愛道をひた走るその姿は、若い子たちなんか吹っ飛んでしまいそうなくらいの
気迫にあふれていました。

子育てもなんとか終わりが近づき
人生も先が見えてきて、
最後に一発、胸がキュンキュンするような恋に心ときめかせてみたいと思うのは
男・女・既婚・未婚に関係ないらしい。。。
だから中年の同窓会恋愛とか流行っちゃうんだなぁ。

別にこの本は、不倫をすすめているわけでも
離婚をそそのかしているわけでもありません。
むしろいい年したおじさん、おばさんが恋をして
泣いたりわめいたり苦しんだりしている姿は
ものすごくみっともなくてバカみたいです。

でもそういう自分のバカさ加減も全部わかってて
みっともない自分さえ笑い飛ばしてしまうようなパワーで
恋愛に突っ走っている50歳の姿は
逆に純粋ささえ感じてしまうほど。

そしてなにより、恋愛に使えるパワーが、
50になってもまだ残っているということ自体に
40代前半にしてすでに電池切れの我が身としては
驚きを隠せないでいるのでした。









3冊目・・・井上 荒野 作 『つやの夜』
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主人公は艶(つや)という名前の女性。
そして同時に通夜の話でもあります。

最初に物語の語り部となるのは、
艶ではなく、その周りにいた人たち。
それも、
『艶の最初の夫の愛人』 だとか、『艶の愛人だったかもしれない男の妻』だとか
艶とは直接のつながりがなかった遠い関係の人たち。
それでも『艶』という女性の持つ危なげな雰囲気が
ヒタヒタと迫るように伝わってくるのです。

いつも男を追いかけずにはいられない女性『艶』
その『艶』を妻にしてしまったばかりに、
自らも夢かうつつか分からないような生活を続けることになってしまう夫。

登場してくる人たちがみなどこか
人生に諦めのようなものを感じていて
それもすべて『艶』という女性とどこかで関わってしまったせいにも思えてくるのです。
どこか醒めたような物語が、意外にも心地よく
いつまでも余韻の残る一冊でした。








4作目・・・青沼 貴子 作 『かわいいころを過ぎたら』
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『ママはぽよぽよザウルスがお好き』で
『かっかー、かっかー』と大好きなママの後を追いかけていたリュウ君が
なんともう二十歳!!
あの可愛いリュウ君が、
親に『んんんー』しか言葉を発しなかった 嵐の反抗期を経て
成人するまでの思春期ルポ漫画です。

もうこれは、青沼家の話ではなく
我が家のウッキーのことを書いてあるんじゃないかと思うくらい。
(除く反抗期)

『超かっこいいジャ二系のイケメンに成長する予定だったのに・・・』
(ホントにねぇ。。。タメ息)
『「お母さんの思いのままファッション」で、おしゃれな子のハズだったのに・・・』
(そうそう、自分で服選ぶようになったら いきなりオタク系になってるし。。。涙)
『「かっか」と「まんま」と「ブーブー」でいっぱいだった頭の中は・・・』
(「エロ」と「めし」しか入ってないわね、確実に)
・・・と、作者の青沼さん相手に勝手に愚痴大会(笑)

そして作者はあとがきで語るのです。
『かわいいころを過ぎても、やっぱり息子はかわいいんです』と。
・・・ふむ。
そこんとこも、やっぱり共感してしまうんだな 。。。これが









5冊目・・・真保 裕一 作 『アマルフィ』
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フジテレビの開局50周記念映画として製作された、
『アマルフィ 女神の報酬』の原作本です。
イタリアでロケをすること、主演が織田裕二であることが初めから決まっていて
そこからスタッフと話し合いながら
物語を作っていったそうです。

『アマルフィ』とはイタリアの都市の名前。
日本ではあまり知られていなかったけれど
映画が公開された後は、一気に有名観光地の仲間入りですね。

ストーリーは、
織田裕二演じる外交官の黒田が、
公務も身分もかなぐり捨てて
誘拐された日本人旅行者(映画だと天海祐希)の娘の救出に奔走するというお話。
織田さん、じゃなくて黒田は外交官なのですが
その活躍ぶりはもう青島刑事としか思えません。

次々登場する風光明媚なイタリアの観光地に
ド派手なアクションシーン。
これはさっそくDVDを借りてきてみなくっちゃいけません。

小説は映画版とは少し違うストーリーになっているそうです。
映画を見た方はぜひこちらもどうぞ♪











5冊目・・・小路 幸也 『オール・マイ・ラビング 東京バンドワゴン』
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『あの頃、たくさんの涙と笑いを お茶の間に届けてくれたテレビドラマへ』
という献辞文が全てを物語っているように
昔懐かしいTVドラマ(『寺内貫太郎一家』」とか『時間ですよ』とか)が
そのまま小説になったような本です。

この東京バンドワゴンシリーズ、
今回の『オール・マイ・ラビング』で5冊目。
TVドラマでいうならば、『渡る世間は鬼ばかり』のように
シリーズのたびに登場人物たちが歳をとってしまうので、
ちゃぶ台の真ん中に鎮座する頑固爺さんである勘一は
もう82歳になってしまいました。。。
小説じゃ、悪者相手に威勢のいい啖呵をきって
まったく老いの気配はみられませんが
赤木春江のように、引退の日も近いのでしょうか。

『渡鬼』シリーズが、いつどこから見始めても楽しめるように
この東京バンドワゴンも
どの本から読み始めても面白いと思います。
でもどうせ読むならぜひ一作目から♪
義理と人情とLOVEにあふれる物語
どうぞ味わってみて下さい。
Commented by カビゴンパパ at 2010-09-09 22:25 x
 前作に続き度々の登場ですみません。意見申し上げます。
①『大人の恋力』40代前半にしてすでに・・・ 
  ⇒30歳前半で、が正しい表現では。
②『アマルフィ』  ⇒DVDを借りてきて
③喰わず嫌いはもったいないという 
  ⇒カビのことも嫌わずによろしく (依頼)
Commented by のんのんママ at 2010-09-09 22:58 x
私も「桜井うぜ~~~」な人でした(笑)
なぬっ!?
それ見たら、桜井が神様になるってのっ!?
食わず嫌い・・・・なるほど・・
まずはどんなゲテモノも食ってみることなのね。
本来の美味しさもわからないまま死んでいくのはもったいないし
やっぱ食ってみなくちゃね!
肝に銘じます・・・

「大人の恋力」興味津々(笑)
なるほどねぇ、いつまでも恋心を失わずにいたいわねぇ。
そういえば、同窓会のあと恋が芽生えたってドラマがあったね。
けど、40代の同窓会で、あんなかっこいいオトコときれいなオンナばっかりいないってば(笑)
いつまでもときめいていられるってのは、やっぱりいいことなんだよね。
ちょっとうらやましい(笑)

「かわいい頃を過ぎてもやっぱり息子はかわいいんです」
なっとく!(爆)
Commented by nyanko4116 at 2010-09-09 23:29
>カビゴンパパさま
喰ってみてやっぱり嫌いだったてことも
あると思うの。
人間だもの。
Commented by nyanko4116 at 2010-09-10 00:10
>のんのんママさま
桜井君ね、
なんかすっかり脂っけが抜けて
いい男になっていましたよ(笑)
ひたむきな顔で魂込めて歌う
『終わりなき旅』には心から泣かされました。

たしかに、
昔好きだった人が
見る影もない中年に変身してしまっていた
・・・なんて話じゃ、ドラマになんないんだろうけど
高橋克典と三上博史が揃ってやってくる40代の同窓会を見せつけられても
『ありえねぇ・・・』としか思えない(笑)
Commented by kodemari4 at 2010-09-10 22:23
うーん、私も喰わず嫌いなのかなぁー。
でも、喰ってみてやっぱり駄目ってこともあるんですよね。(笑)

↓ ハーブガーデン、素敵ですねー♪
庭でハーブを摘んできて料理するっていうのに憧れて
今年の春にはハーブの苗を4種ほど植えてみたんですが
初夏にはわさわさっと元気よく増えてくれたけど
さてどうやってお料理に使っていいものやらと
結局は乾燥させて終わってしまったのでした。
でもやっぱり憧れるのです、ハーブに囲まれた毎日♪
来年は、まずはハーブ料理のお勉強をしましょうと
今から心に誓うのでした。
Commented by nyanko4116 at 2010-09-11 00:11
>kodemariさま
私たちの世代だと彼らがデビューした
『うぜ~』な時代をつい思い浮かべてしまうのですが
変わってましたよ~桜井君。
顔は相変わらず」広末涼子似ですけどね(笑)

ハーブ、たしかにわっさわっさと増えたらうれしいけど
そんなにたくさんは使えないですね(笑)

出来上がった料理やお菓子の上にちょこんとのせる、
そのちょこんが常に身近にあってくれれば
それで幸せ(^_^)ニコニコ
Commented by rioryu at 2010-09-11 23:07 x
そうでしたか^^
桜井さんダメでしたか^^
私、ストライクなんで(笑)
歌は好きな曲とどーでも良い曲と好き嫌いが激しいですが(笑)

食わず嫌い、話はちょっと違うのですが・・・
昔、大嫌いだったタケモトタカユキっていたんですけど
その人が夢に登場して以来、ちょっと意識してTV見てしまったり
(笑)
夢に登場した芸能人、昨日まで嫌いだったのに
好きになるってことないですか?^^

それで意識するようになった人結構いたりします(爆)

Commented by nyanko4116 at 2010-09-13 00:04
>rioryuさま
あ~!!
竹本 孝之!!
『てれてジンジン』だ!(笑)
当時仲良しだった友だちが竹本君大好きで、
私も妙に竹本君に詳しくなったりしていました^^

私もありますよ、
夢に出て来たのがきっかけで
ファンになった人(笑)
人の好き嫌いって案外そんな程度なのかもしれませんね。

遅れてきたミスチルブームは今すごいことになっていて
一日中我が家ではミスチルの曲が流れ
家族からは苦情がきています。

好きなものや好きな人が増えるというのは
とっても楽しいことですね♪
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by nyanko4116 | 2010-09-08 19:51 | 読書日記 | Comments(8)

今日も笑顔で♪


by にゃんこ
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