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映画日記 NO.22

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いつもワンコズの可愛いお洋服を作ってくれている
とらかぁちゃんから
節分のお多福のお面が届きました。
素敵!








生まれてこのかた、
節分と言えば 『鬼は外!』で
豆を買うとついてくる鬼のお面オンリーだったので
『福は内』のお面を見た時はビックリ且つ、目からウロコでした。

そうですよね、
いくら鬼を外へ追い出そうと豆をまいても
病気だの災害だのちょっとしたトラブルだのは
どんなに頑張ったって気をつけていたって
起こるときには起きてしまうけれど
『福は内』の方は
自分の心がけ次第でなんとかなるような気がします。

今年の豆まきは『福は内』一本で
心の中に福をたくさん呼び込むとしましょう。
まずはいつも笑顔かな^^

(ちなみにこのお面は、
お菓子でできているので食べられます♪)




では今年初の映画日記です。




1作目・・・『最後の忠臣蔵』
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この映画、日本の名画として
映画史上に長く名を残す作品になるとになるのではないでしょうか。
素晴らしい!と諸手を挙げて絶賛できる映画でした。

日本人なら誰でも知っている『忠臣蔵』
(実はワタクシ、最近まで忠臣蔵と新撰組がごっちゃになってたんだけど。。。)
この物語は討ち入り後十六年たったところからはじまります。

討ち入りを果たした四十七士の中で一人だけ生き残ることを命ぜられた武士、
吉右衛門(佐藤浩市)と
討ち入りの前夜になって逃げ出し、生き延びた孫左衛門(役所広司)との物語です。

直前になって逃げ出した卑怯者の汚名をあえて背負い
世間から隠れて生き延びて来た孫左衛門。
実は彼には討ち入り前夜、
大石内蔵助から託された大事な密命があったのです。

その密命とは、
大石内蔵助の隠し子である娘 可音(桜庭ななみ)を立派に育て上げ
しかるべき家柄の家へ嫁がせること。

男手一つで育てられた可音は、
立派な武士の娘として美しく成長し
大きな茶屋の息子に見染められます。
しかし可音が嫁ぐということは、イコール孫左衛門の赤穂浪士としての
役目の終結を意味するのでした。。。

音楽がいい、映像も美しい、ストーリーも文句なし。
でももっとも素晴らしいのはキャスト!
役所広司、すごいです。
武士の悲哀も清らかさも愚直さも
すべて表情と背中で語っていました。

佐藤浩一も少々役所広司に喰われてはいましたが、
素晴らしい演技でした。

そして何よりお姫様役を演じた桜庭ななみ、
少女の面影を残し、気高く品良く
育ててくれた孫左衛門への叶わぬ恋心を可憐に演じきっていました。
『なんか、長澤まさみに似てる子だわね~』 くらいにしか思っていなかったのですが
きっと素晴らしい女優さんになることでしょう。

ぜひ、ぜひ、ぜひ、
映画館に足を運んでみて下さい♪
(涙をふく大きなハンカチもお忘れなく)








2作目・・・『僕と妻の1778の物語』
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これも泣けます・・・
ひたすらボロボロと涙が止まらなくなってしまいました。
映画のモデルとなったのはSF作家の眉村卓と
ガンで2002年に逝去した奥様との物語。
余命1年と宣告された奥様のために
毎日1作ずつ短いお話を書き続けた眉村卓の実際の話がベースになっています。

大好きな人が亡くなってしまう話ですが
やたらと記憶を失ったり、交通事故にしょっちゅう遭遇したりして
『さあ、お泣きなさい!』と言われているようなドラマとは 
一味もふた味も違う物語でした。

小説を書くことにしか関心がない夫(草剪 剛)と、
それを支える妻(竹内結子)との暮らしは
たとえ妻が余命1年と宣告された後であっても
平凡で暖かく、静かに過ぎていました。
初めは、『妻のため』と言って
1日1編の小説を生み出すことにばかり必死になっている夫を見て
そんな暇があったら
しんどそうに洗濯物を干している病気の妻を手伝ってやれよ!と、
思わないでもなかったのですが、
小説を書いている夫の姿が大好きだった妻には
やはり何よりの薬になったのでしょう。

途中から気づいたのですが
この夫婦の愛は完全に母と息子のような愛でした。
『小説を書くこと以外は何もできない息子を一人残していかなくてはいけない母のせつない気持ち』 と
『ずっとそばにいてくれるはずだった母がいなくなってしまう恐怖と闘う息子の気持ち』を
竹内結子と草剪君が名演技でみせてくれています。
(草剪君の演技、初めて上手だなと思えました)
おとぎ話のような、やわらかい光と色合いの映像も音楽も
涙を流しながらもフフフ・・・と笑ってしまう映像化された小説もとてもいいです。
おすすめ♪








3作目・・・『くまのがっこう ~ジャッキーとケイティ~ / チェブラーシカ』
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2本立て上映です。
くまのがっこうは絵本を原作にしたアニメ、
チェブラーシカは40年以上前にロシアで製作された
人形アニメーションのリメイクです。

アニメ映画とはいえ、
子どもより大人の心に訴えかける作品が多い中
この映画は正真正銘子ども向きの映画かと思われます。
なので子どもの素直な心が微塵も残っていない私のようなものが
この映画をあれこれ言うのはいかがなものかと思うのですが、
ただ1点だけ・・・
昔見たロシアの人形アニメは、
『チェブラーシカ』にしろ、『ミトン』にしろ
子どもながらに感じる物悲しさのようなものがありました。
ちょっと哀愁を帯びた音楽もストーリーも大好きだったのですが
その切ない感じがどこかへ消えてしまっていたのはとても残念。
子どもは明るく鮮やかで楽しいものばかりが
好きなわけではないと思うのです。










4作目・・・『キラー・ヴァージンロード』(DVDで鑑賞)
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岸谷五朗が映画初監督に挑戦した作品。
なんというかまぁ。。。非常に惜しい作品でした(笑)

結婚式の前日に、アパートの大家を誤って殺してしまった主人公(上野樹理)と
死にたくてしかたがないのになぜか死ねない女(木村佳乃)の二人が
ドタバタと逃避行を繰り広げるコメディなのですが
どこかで見たような先が読める展開と
突然始まるミュージカル仕立ての芝居やギャグとがマッチせず
クライマックスに向かって一気に盛り上がって行くはずのストーリーが
あっちこっちでエンストを起こしてしまっていました。
場面場面は面白いのになぁ~。。。
残念。








5作目・・・『男と女の不都合な真実』(DVDで鑑賞)
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下ネタと、下品なギャグが満載なのに
不思議と嫌悪感がなく
カラリと笑えるおバカな恋愛コメディでした。

本当は理屈っぽくて仕切りやな女性(キャサリン・ハイグル)が
理想の彼を振り向かせるため、
金髪ロン毛のカツラにボディコンドレスを身につけ
恋愛カウンセラー(ジェラルド・バトラー)の指南通りに
必死にエロい女になろうとする姿は抱腹絶倒もの。
特に●○○(とてもここでは書けない)を身につけてレストランで食事するシーンは圧巻。
この映画、おススメ・・・はしません。
おススメと書いたらワタシの品性を疑われてしまいそうだから(笑)
Commented by とらかぁちゃん at 2011-02-05 00:31 x
先日はうちの孫さん(笑)に可愛いお洋服をありがとうございました。
あのお洋服が似合うようなステキ女子に育ってくれるよう応援お願いいたします。

お多福さんがにゃんこさんご一家にたくさんの幸せを運んでくれますように!
Commented by nyanko4116 at 2011-02-05 23:35
>とらかぁちゃんさま
実はあのワンピ、そっくりなのを
昔ぴよが着てまして(笑)
懐かしくて思わず手が伸びてしまいました。
女の子の孫・・・いいな、いいなぁヽ(=´▽`=)ノウットリ~♪
健やかな成長お祈りしています♪
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by nyanko4116 | 2011-02-03 17:43 | 映画日記 | Comments(2)

今日も笑顔で♪


by にゃんこ