映画日記 NO.24
2011年 10月 13日
毎月その季節に合ったお菓子を少量ずつ色々詰め合わせてくれる、
六花亭の 『おやつ屋さん』
届くたびに 『今月は何が入ってるのかな~♪』 とワクワクです。
我が家では自宅で食べる他に
ちょっとしたプレゼントにも重宝しています。
大好きなマルセイバターサンドとチョコレートは毎月必ず入っているところもgood!
10月分はもうとっくに食べてしまってないので(笑)
11月分の到着が今から待ち遠しいです。
さて、超久々(5カ月ぶり・・・)に見たい映画があって
映画館に行って来ました。
『エンディングノート』
胃がんのため余命宣告された父、67歳。
残された最後の日々を
映画監督である実の娘が記録した
笑って泣けるドキュメントムービーです。
う~ん。。。。この砂田知昭さんというお父さん
カビゴンパパに雰囲気がそっくりで
なんだか妙に親近感を感じてしまうのですが(笑)
高度成長期に熱血営業マンとして駆け抜けた『段取り命!』のサラリーマン。
40年以上勤めた会社を定年退職し
『さあ、第二の人生を!』 と思っていた矢先に
人間ドッグで胃がんが見つかってしまいます。
(しかもすでにステージ4)
そして、そこからお父さんの人生最後の大仕事が始まります。
お父さんが記したエンディングノートには
・葬儀場の下見をする
・孫と思い切り遊ぶ
・妻に愛しているという・・・
などなど、これからやるべきことがたくさん。
お父さんは、仕事人間だった過去の実力を存分に発揮し
ひとつひとつの課題を実に精力的にこなしていくのです。
ガンという病気にたった一つだけいいところがあるとすれば
多分それは自分の人生の後始末をする時間が残されていること。
だけれど、突然自分の余命を知らされ時、
いったいどれだけの人がこれだけ前向きに明るく時にはユーモアまで交え
人生の幕引きをすることができるでしょう。
恐怖や不安、悔しさ、むなしさ、もちろん病気からくる身体の不調
私だったらそんなことに押しつぶされてしまうかもしれないと思うのだけれど
このお父さんは、明るさも希望も失わず
家族の中で最後まで人生を生き切るのです。
着々と課題をこなしていく姿は
現役時代はさぞや優秀なサラリーマンであったであろうことを彷彿とさせ
医者も不思議がるほどの気力は
やっぱり、雨の日も風の日も
嫌なことがあっても、はらわたが煮えくりかえるような日でも
ひたすら勤め続けた40年間のサラリーマン生活によって鍛え上げられたものなのでしょう。
一緒に見たカビゴンパパは
その容姿からも、『会社命!』と言い切るお父さんの言動からも
やはり他人事とは思えなかったそうで
身につまされたと目を真っ赤にしながら言っていました。
人の死がテーマであるにも関わらず
見終わった後で幸福感が胸に広がるのは
やはりこのお父さんの人生が幸せであったことが感じられるから。
『こんな人生の最後を迎えられたらいいね』 と、
シミジミ語り合いながら家路に着いたのでした。
かなりおすすめです。
この映画のこと、朝の情報番組の特集で見ました!
ほんとに、自分の余命を知らされてなお
死にゆく前に段取りをし、しっかりと最後まで
生きてゆこうとするなんて・・・
強い人だし、立派な人だなぁと涙しました。
うちのパパさんも「段取り好きな営業マン」ですが
病気にはめっぽう弱い(弱すぎる)人なので
「がん」と聞いただけでショック死しそうです~。
こんな最期は迎えられないに決まってる。
そういう私も自信がないわ。
ベッドで起き上がれなくなってても、
亡くなった知らせをだれに伝えるか・・と
息子さんに聞かれて
「わからなければ携帯かけて」なんてジョークを飛ばせる
この人の豊かな人間性がとっても素敵でした。
神様、このご夫婦にもう少し第二の人生を楽しむ時間を
プレゼントしてほしかったな。
ほんとに、自分の余命を知らされてなお
死にゆく前に段取りをし、しっかりと最後まで
生きてゆこうとするなんて・・・
強い人だし、立派な人だなぁと涙しました。
うちのパパさんも「段取り好きな営業マン」ですが
病気にはめっぽう弱い(弱すぎる)人なので
「がん」と聞いただけでショック死しそうです~。
こんな最期は迎えられないに決まってる。
そういう私も自信がないわ。
ベッドで起き上がれなくなってても、
亡くなった知らせをだれに伝えるか・・と
息子さんに聞かれて
「わからなければ携帯かけて」なんてジョークを飛ばせる
この人の豊かな人間性がとっても素敵でした。
神様、このご夫婦にもう少し第二の人生を楽しむ時間を
プレゼントしてほしかったな。
Commented
by
nyanko4116 at 2011-10-14 19:10
>のんのんママさま
何かね、もう明日死ぬかもしれないっていう状況で
『死亡通知出す人のリストが見つからないんだけど?』
『あ、バックアップとってあるから・・・』って父息子の会話が
泣きながら笑えるんですよ。
女には到底理解できない世界ですが、
男にはそれが大事なことなんでしょうねぇ。
もっと、話さなきゃいけないこと他にあるだろうに(笑)
最後に『愛してる』っていう御主人に
奥さんは『一緒に逝きたい・・・』って(涙)
カビゴンパパは
『あなただったら、きっと最後でも「キモッ!」とか言うんだろうね』って言ってました(笑)
大正解ですわ♪
何かね、もう明日死ぬかもしれないっていう状況で
『死亡通知出す人のリストが見つからないんだけど?』
『あ、バックアップとってあるから・・・』って父息子の会話が
泣きながら笑えるんですよ。
女には到底理解できない世界ですが、
男にはそれが大事なことなんでしょうねぇ。
もっと、話さなきゃいけないこと他にあるだろうに(笑)
最後に『愛してる』っていう御主人に
奥さんは『一緒に逝きたい・・・』って(涙)
カビゴンパパは
『あなただったら、きっと最後でも「キモッ!」とか言うんだろうね』って言ってました(笑)
大正解ですわ♪
by nyanko4116
| 2011-10-13 18:44
| 映画日記
|
Comments(2)