読書日記No.117

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ある日、ワタシのPCの上に
さりげなさを装いつつも、
『ブログネタに使ってもいいよ!』的な思惑が見え隠れする
紙が一枚置かれていた。。。








例によって五歳児の絵ではありませんm(_ _)m

以前チラリとウッキーの絵をのせたところ
『脱力系で可愛い・・・』とおほめの言葉を頂き
本人、えらく喜んでおりました。
以来新作のゆるキャラをせっせと書いてはワタシの所に
『『ウッキーの新作です』ってのせてもいいよ~』 と、
頼みもしないのに売り込みに来るようになりました。

えぇっと・・・・。
ここは母として色々と真実を伝えるべきところではありますが
めんどくさいので、とりあえずのせときます(笑)





では、本日の読書日記です♪




1冊目・・・石田 純子 監修 『大人の着やせバイブル』
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前と同じ服を着ているのに、
なんだかやぼったく感じられるようになった今日この頃。
この本、かな~り真剣に読みました。

スカート丈とジャケットの関係、
IラインとXライン、
アクセサリーの使い方、などなど
すぐに役立つような例が満載です。

何を着てもそれなりに着こなせてしまう若い頃とは違って
大人のおしゃれは、それなりの理屈と理論を
マスターしなくてはならないようです。
ペロンとただ服を羽織っていてはダメ!
パンツの裾をロールアップし、袖をたくし上げ
シャツの胸元は第二ボタンまで開けて
アクセサリーは大ぶりに!!?(笑)

久々におしゃれ心を刺激されました。
『バイブル』という名にふさわしく
とても参考になる本です。








2冊目・・・辻村 深月 作 『本日は大安なり』
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ある大安のおめでたい日に、
高級な結婚式場で華燭の典を挙げる4組のカップル。
それぞれにワケありな事情を抱える男女の
長い長い一日を追ったお話です。

結婚式当日に花嫁が入れ替ってしまった双子の姉妹。
既婚者なのに言い出せず、
とうとう不倫相手と結婚式をあげることになってしまうバカ男。
何をしても文句ばかりつけてくる、性格が最悪の花嫁。。。

何かが起こりそうな予感を秘めながら
人生最高の日(?)を迎えるカップルたちに
果たして幸せは訪れるのか?!
気持ちがホカホカとしてくる物語でした。

現在NHKでドラマ化されて放送中です♪







3冊目・・・中田 永一 作 『くちびるに歌を』
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アンジェラ・アキの『手紙~拝啓十五の君へ』という歌
ラジオから流れてきたこの歌を、初めて聞いた時の衝撃は忘れようがありません。
今では思い出すことなど全くなかった15歳の頃の気持ちが
堰を切ったように一気に甦ってきたのです。
それもかなり鮮明に、生生しく。

また、NHK全国学校音楽コンクールの課題曲として作られたこの曲を
現在進行形の15歳たちが泣きながら歌うのをTVで見ました。
15歳の今を生きている子どもたちの心も
15歳を3回も繰り返してしまったワタシのような大人の心も
どうしようもなく揺さぶる奇跡のようなこの歌。
この小説は、この『手紙~拝啓十五の君へ』をモチーフにした物語です。

長崎の五島列島にある中学校の合唱部。
顧問の柏木先生は、Nコン出場を前に
生徒たちに15年後の自分にあてた手紙を書かせます。
誰にも言えない秘密や、どうしようもなく苦しい気持ちを抱え
家族のこと、友人のこと、恋人の事で悩む彼らの姿は
まさに15歳の姿そのものでした。

でも・・・でもですね、
こんなに完成された歌を
わざわざ小説に仕立て直した意味が
原曲をこよなく愛する私にはイマイチわかりませんでした。
この歌自身がもう充分にひとつの物語なのだから。







4冊目・・・百田 尚樹 作 『プリズム』
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一般には多重人格という名で知られている心の病、
解離性同一性障害。
子どもの頃に受けた虐待などが原因で
自分の中にもう一人の人格が出来上がってしまう障害です。

主人公の女性が家庭教師の仕事で訪れた古くて広い洋館。
とてつもないお金持ちのこの家で出会った一人の青年は
何人もの交代人格を持つ多重人格者でした。
この交代人格の中の一人に主人公の女性は
なんと恋をしてしまうんですな・・・。

途中までハラハラドキドキと面白く読みました。
文章や展開がとてもうまいので
ページをめくる手が止まらなくなります。
ただ物語がクライマックスを迎えるあたりで
いきなりメロメロのメロドラマになってしまったのが
とっても残念。

そういえば同じ作者が書いた『モンスター』 も
ものすごく面白かったのに
こちらは最後でいきなり2時間ドラマになってしまったし。

こちらの作者、TVの放送作家さんなのですが
なんとなく構成がTVっぽいのはそのためか?!
しかし、そんなこんなをカバーしてあまりある面白さが
確かにある本でした。











5冊目・・・鏑木 蓮 作 『しらない町』
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とある団地で、ひっそりと暮らしていた男性が
遺体になって発見されました。
いわゆる孤独死というやつです。
第一発見者となった青年は、
この老人の過去に興味を持ち
彼の人生を遡り始めます。
どんな人の人生もそうであるように
彼の人生にも喜び、悲しみ、苦しみがあり
愛や絶望がありました。
その上で、人生の最後に孤高であることを選んだ彼の死には
実はどこにも淋しさの入り込むすき間はなく
孤独死=可哀想な人というイメージを覆すものだったのです。
大切な思い出と共に、ひっそりと最後の人生を送る
そういう選択肢あるのですね。









6冊目・・・・アリー・コンディ作 『カッシアの物語』
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地球温暖化により、滅びてしまった文明に代わって
新たに誕生した『ソサエティ』と呼ばれる社会。

そこでの生活は、みな平等で穏やか。
競争も諍いもなく、病気さえも征服され
人々はみな80歳という寿命を全うすることができるのでした。

近代化され効率的な社会の仕組みに
なるほどねぇ~と感心しつつ読んでいたのですが
すぐに薄ら寒いような気持ち悪さを感じるようになりました。

人をうらやんだり、病気や貧乏に苦しんだり、
失恋したり、人を傷つけたり傷つけられたり・・・
ふだん私たちが『苦しいこと』 だと思っているものたちを
できるだけ排除しようと考えだされた社会は、
今日一日、何を食べどこに行き、誰と会って何をするのか。
そんな当たり前の選択すらもできなくなった社会になってしまっていました。

主人公は、管理された生活に次第に疑問を抱くようになった17歳の少女カッシア。
彼女が政府によって決められた婚約者以外の男性を好きになったことから
小さな戦いが始まるのです。
この、小さな戦いは次第に大きなものへとつながって行きそうな予感が。。。
この物語、これから3部作になる予定なんだとか。
しかもすでにディズニーによって映画化の話も決まっているそうで
この先、目が離せなくなりそうです。




(ちょいとお出かけしてくるので、本日のコメント欄閉めさせていただきますm(_ _)m)
by nyanko4116 | 2012-02-17 12:01 | 読書日記

今日も笑顔で♪


by にゃんこ
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