読書日記No.118

f0065768_19272440.jpg

『スコーンが焼き立てですよー♪』
『いちごジャムも美味しくできましたよー♪』

・・・・・。
『起きないと、ブログに載せちゃいますよー!』





f0065768_17432671.jpg



スコーンと、紅茶がすっかり冷めても
結局ぴよちゃんは起きず。

ちなみにしっかりとパジャマを着込んで寝てらっしゃいますが、
朝ごはんではなく、3時過ぎのおやつです(笑)

うら若き娘の休日、これでいいのか。。。?!






では、本日の読書日記です。

1冊目・・・大沼 紀子 作 『真夜中のパン屋さん』
f0065768_1563438.jpg

都会の片隅に、真夜中しか営業しないパン屋さんがありました。
イケメン店員さんが二人で働く、パンのめちゃめちゃ美味しいそのお店には
行く所を失くした人たちや、淋しい心を抱えた人たちが
パンの匂いに引きつけられるようにやってくるのでした。

・・・そう、この物語は、大人のメルヘン、
疲れた心を癒してくれる大人のおとぎ話なのです。
こんな場所があったなら、
こんな人たちがいてくれたらな・・・と思うだけで
心がホカホカしてくること間違いなし♪

ワガママな旦那や、ちっとも言うことを聞かない子どもたちの相手に疲れた時
ぜひ手にとってみて下さい♪







2冊目・・・横関 大 作 『チェインギャングは忘れない』
f0065768_2233697.jpg

最近読んだ本のなかでは、一番のおススメです。
読み終わった瞬間、『やられた~!』というちょっぴりの悔しさとともに
爽快な気持ちに包まれました。

護送車が襲われ、逃亡を図った数名の囚人たち。
主人公はその囚人のひとりなのですが
まぁ、かっこいいのなんのって!
正義感にあふれ(囚人だけど)
弱きを助け(脱獄犯だけど)
悪を許さず(逃亡中だけど)
これぞ、男の中の男。

何かと世知辛い世の中、
ご都合主義と言われようが
こんな心温まる物語があってもいいと思う。
ハードボイルドかと思いきや、
実は心優しき人々の物語です。








3冊目・・・篠田 節子 作 『銀婚式』
f0065768_2058184.jpg

『男の甲斐性は仕事』
男は仕事に全力注ぎ、妻はそれを支える。
常に男は仕事を最優先し、家庭は二の次・・・という男がほとんどだった時代が
つい最近まで確かにあったんですよね。

主人公の男は、
一流高校・一流大学を卒業し
当時花形だった金融関係の海外勤務につき
ずっと憧れていた女性を妻にし
息子もひとり生まれ。。。と絵に描いたように幸せな家庭を持ち
エリート街道をまっしぐらに生きていました。

ところがところが。。。
妻と子には去られ、
会社は倒産し
うつ病まで発症してしまう主人公。
何がどこで狂ってしまったのかと、嘆き悲しむヒマもなく
主人公を次々と困難が襲います。

本当の幸せとは何なのか
人生遠回りしながらだんだんと気づいていく主人公の姿を
気がつけば応援しながらページをめくっていました。
さすが篠田さん、
バブルの時代を駆け抜けるように生きた男の心が
ずっしりと心に応える一冊です。








4冊目・・・カリーナ・スカープマン 作『マウスマンション サムとユリア』
f0065768_21252476.jpg

表紙をめくったとたん目に飛び込んでくる可愛らしいドールハウス!
細部まで精巧に作られた室内をうっとり見つめ
そこに住む可愛らしいネズミたちの物語に
瞬く間に魅了されてしまいました。

f0065768_2129537.jpg

実はこのドールハウスのマンション、
ひとりの女性が3年の年月をかけてコツコツと作り上げたもので
高さ3メートル、部屋数はなんと100以上!
ドールハウス好きには、一日中眺めていても飽きない絵本です。
興味のある方は是非♪








5冊目・・・小川 糸 作 『つるかめ助産院』
f0065768_2235359.jpg

南の海に浮かぶ小さな島。
その島にある 『つるかめ助産院』は、
自然に逆らわず自然の恵みの中で
世界一幸せなお産ができることを願って作られた助産院でした。

人には言えない悩みを抱え、この島を訪れた主人公のまりあ。
海と空と優しくて素朴な島の人たちと触れ合ううちに
本当に人間らしく生きて行くということの意味を知ります。

自分だけが辛い人生を送っていると思っていたまりあは
人生に困難を抱えていない人なんていないこと
どんなに幸せそうに見える人だって
心の中に辛くて悲しい思いを抱いているかもしれないことに気づき
どんどんと成長していきます。
その姿がいつの間にか読んでいる私たちにも
優しい気持ちと勇気を分けてくれていました。

こんな幸せなお産ができる場所があるなら、
たとえどんなに遠い南の島だって行ってみたかったと思わせる
一冊でした。








6冊目・・・大島 真寿美 作 『ピエタ』
f0065768_20315117.jpg

ピエタとは18世紀のヴェネチアにあった孤児を養育する慈善院のこと。
そこは孤児を育てる施設であると同時に音楽院でもありました。
そこで音楽の指導にあたっていたのが
誰もがその名を知る大作曲家ヴィヴァルディ。

そこで育ち、ヴィヴァルディによって音楽の指導を受けていた少女たちの
成長後の物語です。

捨て子として育った者、大富豪の家に生まれながら幸せを感じられない者、
人並みすぐれた知性と教養に恵まれながら高級娼婦として生きる者。
どの登場人物たちも皆、
選ぶことのできなかった自分の運命を悲しむ心を隠しながら
懸命に美しい心で生きようとしていました。

美しい水の都ヴェネチアの風景と、ヴィヴァルディの奏でる音楽が
始終聞こえてきそうな、たおやかな物語でした。
Commented by shamika at 2012-03-14 10:34 x
読書は大好き♪ 
って聞こえはいいけど読んでるのは児童書です(笑)

ハリポタだったりナルニアだったりのファンタジーが好きなので♪
マウスマンション、すごく気になるなぁ♪♪ イラストがかわいいのもツボだわ♪
暖かくなるとお出かけしたくなりますけどまったり読書もいいですよね~。
久しぶりに図書館行きたくなっちゃいました♪
Commented by nyanko4116 at 2012-03-14 20:28
>shamikaさま
海外の冒険ファンタジー系、私も大好きです!
(読んだのは大人になってからですが・・・)

最大級に気分が落ち込んだ時
決まって読むのは
佐藤さとるのコロボックルシリーズか
松谷みよ子のモモちゃんシリーズ^^
これはもう、小学生の時からの定番です。
好きな本に年齢なんて関係ないんですよね、きっと♪

週一で通う図書館に、自動貸出し機が登場し
本を借りるのが余計に心躍る今日この頃です(笑)
Commented by のんのんママ at 2012-03-15 23:18 x
こんな美味しいもんが並んでたら
私ならガバっと起きちゃいますよ~~~
ぴよちゃん、私がさっさと食べてしまうぞ~~(笑)

「銀婚式」・・・なんだか切ないじゃないですかぁ(泣)
そういえば、昔の男はほとんどがこういう生き方してんだよねぇ。
うちのパパくらいがちょうど過渡期かな?
これは興味ある~~~!
さっそく予約してきます♪
最近読んだ本で私がすごく良かった!と思えたのは
道尾秀介さんの「水の柩」
道尾さんの本って、ちょっと暗いイメージがあるけど
心にずしんと来るんですよね。
現在、天野節子さんの「烙印」読んでます。
あぁ~~~ 本っていいよね~~~!!
にゃんこさん、またおススメ教えてね~~♪
Commented by nyanko4116 at 2012-03-16 15:54
>のんのんママさま
本当に、本っていいですよね~。
自分では一生行けないような場所や
出会えないような事件をバンバン経験できるし
異国の姫にもなれれば、銀行強盗にさえなれる!(笑)
本さえ読めれば、
この先どんなに孤独で貧しい老後が待っていたとしても
耐えられるような気がします(笑)

『水の柩』、去年の年末に予約申し込んで
ただいま202件待ち!!
当分来ないです。。。
『烙印』面白いですか?!
読み終わって面白かったら、ぜひご一報を♪

ぴよちゃんの分の、冷めかけた紅茶とスコーンは
結局私の腹の中に丸々収まりました。
(・・・二人分(涙))
これでは、いっくらカーヴィーやったって
痩せるわけありません。。。
名前
URL
画像認証
削除用パスワード
by nyanko4116 | 2012-03-13 19:36 | 読書日記 | Comments(4)

今日も笑顔で♪


by にゃんこ
プロフィールを見る