読書日記No.119

f0065768_21495043.jpg

アレンジのテーマは 『アリス・イン・ワンダーランド』
お花の中にこっそりと
トランプや、鍵、「DRINK ME!」のラベルのついたビンが隠れています♪








物語をイメージしながら花を活けるなんて!
しかも大好きな不思議な国のアリスです。

それはもう、この上なく幸福なレッスン時間でありました♪

このあとこのアレンジは
引越祝いとしてラッピングされ、兄一家の新居へ。
気にいってもらえたかな~?





では、本日の読書日記です♪


1冊目・・・万城目 学 作 『偉大なるしゅららぼん』
f0065768_2010434.jpg

『鴨川ホルモー』で京都を、
『鹿男あをによし』で奈良を、
『プリンセス・トヨトミ』で大阪を舞台に
ファンキーでぶっ飛んだ物語を次々と生み出してくれる万城目さんの関西シリーズ、
今回はいよいよ滋賀県の登場です。

滋賀と言えばもちろん琵琶湖!
琵琶湖を舞台に、バカバカしくておかしくて
でもどこか切ない 飛びきりの青春小説が誕生していました。
関西シリーズの中では一番好きかも。

前3作と同じく奇想天外な物語、
小心者で心優しき主人公がとっても魅力的です。
面白いですよ~♪








2冊目・・・角田 光代 作 『曽根崎心中』
f0065768_22371862.jpg

歌舞伎や人形浄瑠璃としてあまりにも有名な近松門左衛門の『曽根崎心中』
その物語をストーリーはそのままに
女心の情念を書かせたら天下一品の角田さんが
新しい息吹を吹き込んだ小説として作り上げました。

醤油屋の手代・徳兵衛と、遊女・お初の心中物語
江戸時代に本当にあった出来事を通して
角田さんは本当の恋とは何なのかということを
考えてみたかったのだそうです。

その答えは小説の中にしっかりと現れています。
そうか・・・これが本当の愛と言う物なのかと
読んでいてタメ息が出る思いでした。

出会った瞬間に、この人しかいないと思うような恋、
・・・した事のある人って・・・いるのか?!
いるんだろうな、たぶん(笑)










3冊目・・・湊 かなえ 作 『往復書簡』
f0065768_20262070.jpg

手紙・・・そういえば最近、書いてないなぁ~。
文章を書くのは好きだけれど
かなりの悪筆のため、元々手紙が苦手ではありました。
それでも、ポストに封筒を見つけた時のうれしい気持ちは格別で
せっせと友人たちと文通(懐かしい!)のようなものをしていたこともあります。

この物語は、タイトル通り
手紙の往復だけで物語が進行していきます。
手紙だから書けること、時間がたって初めて書けることが
物語の軸になっているのですが
もしこれがメールのやりとりだったら
主人公たちは、こんなに正直に気持ちをさらけ出したり
しただろうかと考えさせられました。

湊さんらしく、グイグイ先を読ませる文章の中に
ちっちゃなサプライズを仕込んでくれているので
面白く読めますよ♪









4冊目・・・奥田 英朗 著 『どちらとも言えません』
f0065768_1954724.jpg

Numberに連載されていたエッセイを集めた本です。
いや~面白かった!
うっかり電車の中で本を開いてしまい
笑いをこらえるのが大変でした。

しかし、奥田氏の野球に対する愛は実に深い!
どんなに日本野球界をこきおろそうが、
選手の悪口を並べ立てようが
そこに愛と理解があれば
悪口雑言は特上のエッセイになるのです。

ワタシが図書館から借りてきた本を
他の家族が読むことは時々あるのですが
四人全員が奪い合うようにして読んだのは
東野圭吾以来でした。
スポーツに興味がある方、
ちょっと旬の過ぎた話題が多い感は否めませんが
(朝青竜がまだ現役だったり。。。)
それでも充分面白いです。
おすすめ♪









5冊目・・・宮下 奈都 作 『誰かが足りない』
f0065768_22383293.jpg

美味しいと評判で、
なかなか予約もとれないレストラン、『ハライ』

そのレストランを6組の人々が訪れるまでの物語です。

大好きな人を失くしてしまった人、
心を開ける誰かがいなくなってしまった人
『自分の心の中にいるはずの、誰かが足りない・・・』
そんな思いを抱えながら生きてきた人たちが
その空白を満たす勇気を持とうと、『ハライ』 を訪れます。

6組の物語の中では、
夫を亡くし認知症になってしまったおばあさんの物語が
とても切なくて、素敵でした。







6冊目・・・恩田 陸 作 『夢違い』
f0065768_19563770.jpg

テーマは『夢の可視化』です。
本来ならば見ることのできない他人の夢が
科学の発達で可能になった近未来。
そこでは幽霊でさえも見えてしまうような
現実と夢の境目があやふやに溶けだしてしまう世の中になっていました。
物語全体に漂う雰囲気がかな~り不気味です。
ちょっと読んで、『あ・・・苦手かも』 と思ったのですが
結局ビクビクしながら最後まで読んでしまいました。
で、最後まで読んでも
様々な謎は解明されないまま。。。(涙)
恩田さんの本に時々あるパターンで
これも読んでいる途中の雰囲気を味わうべき物語だと思うので
別にそれが不満と言うわけでもないのですが
結末が知りたくてけっこう怖いのを我慢して最後まで読んだので
やっぱり損した気分です(笑)
Commented by のんのんママ at 2012-03-27 23:22 x
アリス♪私もだーい好きです♪
トランプ・鍵・ビン、全部見つけたよ♪

「しゅららぼん」これって滋賀のお話しだったのか!
本屋さんでチラ見はしてたものの、
手に取ることなく見過ごしてました。
これは是非読んでみないとね。
「曽根崎心中」絵が怖い(笑)
角田光代さんの本は、とにかく読むべし!よね。
今まで外れたことがないからね~。
「この人しかいない」と思った恋。
なにをかくそう、私もその昔はそんな恐ろし事を思った記憶がっ。
今となっては、なぜあんな妄想を抱いていまったのか
あの時の自分がわかりません・・・・
あぁ・・・・

今ちょうど、「庭の桜・隣の犬」(2004年刊行)を読み始めました。
そして「紙の月」を予約しました。
角田さん、大好き♪

Commented by nyanko4116 at 2012-03-28 17:57
>のんのんママさま
『しゅららぼん』いよいよ滋賀ですよ!!(笑)
この勢いで関西シリーズから関東へと拡大し
最終的には全国シリーズにしてほしいと願っているワタクシです。

そうなのよ、『曽根崎心中』表紙が怖くて
なかなか読めずにいました(笑)
みっちょさん、あるんだ!!「この人しかいない」と思った恋!!
わたしはいつも、『この人で(も)いいや♪』と思っていたような気がします・・・( ̄  ̄;)
それはそれで、やっぱり今になると『あぁ・・・』ですが(笑)

『紙の月』私も予約中です♪
面白そうだよね!
『庭の桜・隣の犬』は読みこぼしていました。
角田さんの本は、全部読んだと思っていたのに!!
早速予約だわ。
名前
URL
画像認証
削除用パスワード
by nyanko4116 | 2012-03-27 22:25 | 読書日記 | Comments(2)

今日も笑顔で♪


by にゃんこ
プロフィールを見る