読書日記No.127

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いつか見た風景、リターンズ。。。







ある朝のこと、
『かあさ~ん!、ちょっと来て~!!』 というウッキー君の叫び声と共に
目に飛び込んできたこの景色。。。

『こんな日がまた来るなんて・・・』 と、すでにオメメうるうるなウッキー君(笑)

毎朝新聞を読むウッキー君の背中に乗るのが日課だった
先住犬のろくチン♪
どうやらそのあとを、はっチンが引き継いでくれたようです^^

(ちなみにウッキー君は、酔っぱらうと ろくチンの祭壇の前にしゃがみこみ
『ろ゛ぐぢ~ん゛!!!』 と泣き叫びます・・・けっこういいやつです(笑))



ではでは、久しぶりの読書日記です。




1冊目・・・中脇 初枝 作 『きみはいい子』
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親による、子どもへの虐待の話です。
5つの短いお話がゆるやかにつながった連作になっています。

最初の2つ目くらいまでの話は
読んでいても辛くて辛くて・・・
救いようのない話に、いったい作者は何が言いたいのかと。。。

しかし、読み進めるうち
物語の先に、かすかなかすかな希望の灯が見えて来るのです。
たとえ親が愛してくれなくても
その子の手をそっと握ってくれる人がいれば・・・
自分は悪い子だと思い込んでいる子に
『きみはいい子なんだよ』と笑顔でささやいてくれる人がいれば・・・
きっとその子は生きていける。

どんなに辛くても、子どもである限り
今ある環境を受け入れるしかないのだけれど、
小さな小さな希望の光が一つでもあれば
それを目指して子どもは前に進んで行けるんだと思う。

だからこそ大人は
もっと周りの子どもたちに目と心を注いであげなくてはいけないんだと
強く思うのでした。
第28回坪田譲治文学賞受賞作品。
いい本です。









2冊目・・・小池 真理子 作 『二重生活』
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大学での授業がきっかけで、何気なく近所の住人を尾行してみた主人公、
(なんとまぁ、悪趣味な・・・)
思いがけず他人の不倫の秘密を知ってしまったことから、
他人の生活を覗き見ることに目覚めてしまうというお話(笑)

ずばり、テーマは
『愛情』と『嫉妬心』、そして『秘密』という恋愛とは切っても切れないものばかり。

最近face bookなんかを見ていて思うのだけれど、
こんなに相手の私生活をこっそり見ちゃえるような面白いもの、
私くらいの年齢になっていればまだしも
バリバリ恋愛真っ最中な現役世代の若者たちは
大丈夫なのだろうかと。。。

いつ誰と、どこにいたのかまで教えてくれちゃうface book、
『私には『いいね!』がつかないのに、あの子には押してる!』とか
『あの子には、あんなに優しいコメントいれて!!』とか
こんなもの嫉妬の嵐を呼び起こし、恋愛には邪魔なだけのツールではないのか?!

知らなければ、嫉妬も疑いも持たなくて済んだのに
なまじ知ってしまうから苦しくなる。
まぁ、それも恋愛の醍醐味のひとつなのだろうけれど
真っ最中の恋人たちにしたら、そんなこと言ってられないだろうし(笑)

この主人公も、恋人が浮気をしてるのでは?との疑惑に囚われ
深い深い嫉妬の沼に足を取られてしまいます。
愛すればこその嫉妬心、
きっと永遠のテーマなんでしょうね。








3冊目・・・三浦 しをん 著 『お友だちからお願いします』
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人気作家、三浦しをんさんの抱腹絶倒エッセイ!
どのくらい面白いのかというと、
ワタクシ、人生にそう何度もないと思われるシリアスな状況でこの本を読んでいて
(具体的には、にゃんこ父の5時間にわたる手術中という状況)
思わず何度も大爆笑してしまった。。。。と、いうくらい面白いです。
(にゃんこ父は 現在元気モリモリにしておりますので、ご心配なくm(_ _)m)

一番腹を抱えて笑ってしまったのが
青森県三戸にあるというキリストの墓の話し(実話)
(その隣には、キリストの弟の墓まであるらしい・・・実に行ってみたい!)
宗教戦争が起こるのでは?と心配する三浦さんの
ちょっと(いや、かなり)的を外したツッコミぶりが楽しいです。
ウツウツとした日々を送るそこのあなたに!
ぜひおすすめです^^









4冊目・・・江國 香織 作 『犬とハモニカ』
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江國さんの描き出す世界観が大好きです。
『江國 香織?! 苦手~!!』 という人が多いけれど(特に男性)
この人の目を通して見ると
なんでもない景色や、見慣れた街並みがいきなりキラキラと輝き出すように感じます。

空港で一瞬だけすれ違った人々の
心模様を描いた表題作のほか、
源氏物語を現代語訳した「夕顔」が面白かったです♪
光源氏も、男性同士の恋愛も
江國さんが描くとピュアで切ない物語に姿を変えてしまいます。

個人的に大好きな1冊、
表題作は2012年川端康成文学賞受賞作品です。









5冊目・・・小路 幸也・宮下 奈都 作 『つむじダブル』
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こういう小説があってもいい!!
主人公の女の子⇒素直で元気で可愛い♪
主人公の兄⇒性格が良くて歌が上手くて超イケメン。
主人公の母⇒若くてきれいで料理上手で優しい。
主人公の父⇒無口だけれど、真面目で心が暖かい。
・・・と、いやな人が出てこないどころか
いい人しか出てこない(笑)

読んでいて、楽しく優しい気持ちになれる
『子どもに読ませたい本ナンバーワン』になれそうな小説です。
主人公の女の子からの視点で宮下 奈都が
兄の目線で小路 幸也が、章ごとに交代で執筆しています。
心の平和が足りない方に(笑)おすすめです♪









6冊目・・・角田 光代 作 『それもまた ちいさな光』
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過去に『100人中100人に反対されても止められない』ような
恋愛と別れを経験してしまった主人公。
30歳を過ぎて、結婚を考えたとき
そんな恋を知ってしまった自分が
『好きだけどときめかない相手』と結婚をして大丈夫なのかと
思い悩みます。

これだけはワタクシ、大声で言わせてもらいますけど
絶対大丈夫よ!!(笑)

きっと誰と結婚したって
日々の暮らしというのは平凡で、ちょっと退屈で
頭にくるような出来事もたくさんたくさん起こるもの。
ときめくとかときめかないとか
もう全然関係ないから。

人生を振り返ったときに懐かしく思い出すのは
恋愛の切ないドキドキだけじゃない。
ムカついて怒ったり、くやしくて涙をこぼしたり
そんな出来事もきっと同じように大切な思い出になるんだと思う。

主人公、がんばれ!(笑)
Commented by piyopapa at 2013-02-04 04:48 x
毎度、世界の違う本をたくさん紹介いただきありがとうございます。
二冊目の本では無く、facebook!
不要なら消せ!とおまけがついてますが、いきなりメールで誰が誰にこんなコメントしました!って私に関係ない人の事だし、知りたくないし・・・。コメント書いた本人はFBの仮想「友達」に知られていること知ってるのですかね?
恋愛は土方歳三曰く「知れば迷い、知らねば迷わぬ 恋の道」デスよね。情報公開/交換の時代とは言え、使い方は利用者が十分気を付けないと・・・。(朝から不機嫌で申し訳ありません)
Commented by nyanko4116 at 2013-02-04 18:13
>piyopapaさま
え~っと・・・過去に何か
FBがらみで辛い御経験でも?!(笑)
でもホント、『○○さんが、××さんに△△△とコメントしました』とか
頼みもしないのに教えてくれるし!!
(私はお知らせの通知を全部OFFにしてます)

ま、そこが他人の生活をこっそり盗み見しているようで
私は楽しかったりもするのですが(笑)
Commented by カビゴンパパ at 2013-02-04 21:07 x
 「きっと誰と結婚したってもう全然関係ないから」とか
「人生を振り返ったときにそんな出来事もきっと同じように
大切な思い出」などカビに対する最大限の愛情表現に赤面
しそうですが、貴女の想いしかと受け取りました。
100歳まで生きて貢献します!!
Commented by カビゴン追記 at 2013-02-04 21:36 x
度々失礼します。
前回の「感謝」について一言・・・
mamemamaさんから
「にゃんこさんのイメージはピンク」と
証言があるとおり、カビの記憶では
披露宴のドレス替えは確かピンクでしたね。
Commented by kodemari4 at 2013-02-04 21:42
はちくん、誰かが乗せたんじゃなくて、自分から乗ったんですね!
やっぱり、ろくちん、こっそり教えてあげてるんだねー。

ウッキーくん、かわいいー。ほんと、いいこですね!
にゃんこさん一家は、人もワンコもみーんな可愛いですね。
それというのも、パパさんが今も変わらず、
妻にときめいているからかもー。o(^▽^)o
Commented by カビゴンパパ at 2013-02-04 22:04 x
kodemari4 様また皆様、再三失礼します。
今日は宴席が早く終わった故に元気なものですので・・・
①小生のにゃんこさんへのときめきは仰るとおり進行形です。
②いいこと言われたウッキーは今年社会人になる?22歳です。
Commented by のんのんママ at 2013-02-04 22:53 x
「きみはいい子」ただいま予約中です。
思えば一頃予約したかもわからないほど待ち続けています。
もうそろそろ私のところにやってきてよぉ~~(泣)
「二重生活」こちらも予約中(笑)
小池さんの本は以外と早くやってきてくれるので
たぶん近日中に読めるかな~(期待!)
「それもまた小さな光」角田さんのこの本は知らなかった~~~
にゃんこさん、教えてくれてありがと♪
明日早速、予約だな♪

東野さんの「禁断の魔術」 湊かなえさんの「母性」読みました♪
この2冊も長い事待ったよ~
出勤時にいつもバッグに本を持ってるから、
読書好きの警備員のおじさんと時折「本談義」などするようになり
けっこう同じ本を読んでることがわかって、
「あの本はこうだった」「あの本はまた続きが出そうだ」とか
警備員さんとのつかの間のおしゃべりがホントに楽しいの♪
やっぱ本っていいわね~~!

ウッキーくんの背中にちょこんと乗っかったはっチン!
私まで感動です!
Commented by effort03 at 2013-02-04 23:01
読書日記、いつも参考になります。
と、言いつつ、今はこの種の本を読めていません。
「二重生活」・・・なんだか、読むのが怖いです!?
そうそう、また推薦したい本がありますので、
今度お知らせしますね。
また野球関連。

にゃんこ父様が元気モリモリと聞いて、安心しました。
今後の写活にかなり影響すると思っていたので。

ウッキーくん、毎朝新聞・・・これって、もしやスポーツ紙?
しかも、お馬さんやボートのコーナーと思しき配置。

それ以上にわたしがショックだったのは、
にゃんこさんが「かあさ~ん」と呼ばれている点。
写活中のにゃんこさんは、みんなのアイドルなのに~~~
Commented by nyanko4116 at 2013-02-05 22:29
>カビゴンパパさま
何をどう読んでどう解釈したらそうなるのか、
皆目見当もつきませんが
長生きするのはいいことです(年金的に♪)
100歳まで!!実に素晴らしい。
私は90歳になってもなお
『ご飯はまだか!!』とか言われてるんだろうか。。。
Commented by nyanko4116 at 2013-02-05 22:35
>カビゴンパパさま
はい、おっしゃる通り
披露宴のお色直しのドレスはピンクでした。
さらに言えば、当時お気に入りだったペンギンのぬいぐるみも
使っていたお茶碗もピンクでした。
にゃんこ=ピンクの根拠は
もう充分すぎるくらい理解できたので大丈夫です♪
(つまり、ちょっとしつこい)
Commented by nyanko4116 at 2013-02-05 22:41
>kodemariさま
そうなんですよ。。。
はっチン、気がついたら自分からスルスルと
ウッキーの背中に登っていました。
新聞を読んでいる時だけ、ウッキー君の背中だけ、
というところも ろくチンとまったく一緒です^^
ろくチン、はっちんに色々教えてくれてるみたいです。
(ろくチン、ありがとう~!!)

なんだか、カビゴンパパが
宴会で飲みが足りなかったらしく
中途半端に酔っぱらって
↑↑色々書いていますが、気にしないでくださいm(_ _)m
毎度すみませんねぇ。。。(タメ息)
Commented by nyanko4116 at 2013-02-05 22:49
>のんのんママさま
私もその2冊予約中です^^
『母性』は220件待ち、『禁断の魔術』にいたっては
まさかの1346件待ち!!!
今年中に来ないと思う。。。(涙)
なにしろその前の『虚像の道化師 (ガリレオ) 』が
320件待ちなのよ・・・
ま、自分で買え!ってことね(笑)

読書の趣味が同じ人って
貴重な存在ですよね^^
いいなぁ~読友♪
Commented by nyanko4116 at 2013-02-05 23:08
>effort03さま
にゃんこ父、経過も順調で
明後日無事に退院できることになりました^^
御心配おかけしました。
晴れて再び写活にがんばれます♪

ウッキーの愛読紙は日刊スポーツ、
愛読書は少年ジャンプです。
(ジャンプは確かに面白いけれど)
どうなの、そのへん!?
社会人の先輩として、是非とも喝を入れてやって!!

ワタクシ。。。かあさんもかあさん
かっぽう着とハタキが似合う
超日本の母でございます♪(笑)
野球関連のおすすめ本てなんだろう~^^
楽しみ^^
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by nyanko4116 | 2013-02-03 23:33 | 読書日記 | Comments(13)

今日も笑顔で♪


by にゃんこ
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