読書日記No.53

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友人からプレゼントが届きました。
誕生日でもクリスマスでもない日の突然の贈り物ってすごくうれしいんだなぁ。






ちなみに、このパンジーのスリッパ
驚くほど履き心地がいいです。ふわふわと足にフィットして疲れないの。
『いいでしょ~』と見せびらかしたら、にゃんこ母もまったく同じ物を履いていてびっくり。


おっと、今日はスリッパの話じゃなくて読書日記ですよ。。。
では一冊目 角田光代 『ドラママチ』
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8つの短編は、いずれも「○○マチ」(こどもマチ、やる気マチなどなど)の題名になっています。
どれもそれぞれおもしろいのですが、やっぱり一番面白かったのは
表題作の「ドラママチ」でした。
結婚してしまったら、もう二度と自分にはドラマのような恋はできなくなるのかと
悩む女性が主人公。
結婚前、王子様だったはずの夫はカエルに変身し
胸躍らせたデートは買出しに、有名レストランでのディナーは自分が作る夕ご飯にとって代わる。
そんなのは耐えられないと主人公は考えるのです。
(まぁ実際、結婚てそんなもんなんですけどね)
そのことに結婚前に気付いた主人公、あなたはエライです。
アタシなんて『結婚したら、毎年海外旅行に行って、毎週美味しいレストランに行って、何でも好きな物買ってあげるよ!!』
・・・という、今思えば絶対ありえないカビゴンパパの言葉を本気で信じてたもんね。
(これは一種の結婚詐欺ではないのか?)
この主人公はだんだんと、そんな平凡な暮らしの中にも
暖かで幸せなドラマを見つけることができるのだと気付いていきます。
幸せって実はものすごくふうつな毎日の中にふつうの形をして存在してるんだよね。
面白かったです♪



二冊目と、ついでに三冊目 萩原浩 作 『神様からひと言』 『押入れのちよ』
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同じ作者の本ですが、『神様から・・・』は長編のサラリーマン小説で『押入れの・・・』は
短編のホラーです。
で、断然『押入れのちよ』の方が面白い!(長編も面白いんだけどね)
『押入れのちよ』怖いですよ~。
夜、ベッドの中で読んでたら怖くて眠れなくなっちゃいました。
(ウソ。いつでもどこでもすぐ寝られます)
色んなパターンのホラーが出てくるのだけれど、
この世で一番怖いのは幽霊でも妖怪でもなく、生きた人間だと読み終わった後で思ってしまいました。
『神様から・・・』は、食品会社のお客様相談室に転職した主人公の奮闘記。
こちらはユーモアたっぷりで面白いです。
でもやっぱりオススメは『押入れのちよ』かな。



四冊目、宮本延春 著 『オール1の落ちこぼれ、教師になる』
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題名どおりの内容です。
中学1年生の時の成績はオール1。
中学3年になっても漢字は名前しかかけず、知ってる英単語はBOOKだけ。
ついでに九九は2の段までしか言えない。
(びっくりするくらい見事な落ちこぼれだわ・・・)
それが23歳で一念発起。小学校3年生のドリルを買って勉強を始め、
とうとう教師になってしまうのです。
こんな人が教師になったら無敵だわよね。
勉強ができない子、学校が嫌いな子の気持ちが誰よりもわかってしまうのだから。
しかもこの先生、小学校の頃から死にたくなるような酷いイジメにもあってたりする。
だからいじめられる子の気持ちまで身に染みて理解してるの。
う~ん、この教師やっぱり最高に無敵だわ。



五冊目、石田衣良 作 『アキハバラ@DEEP』
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衣良さんは優しい。どんなものを題材に小説を書いても、根底に温かい眼差しがあるから
読んでいてとても気持ちいいのです。
この本のキーワードは秋葉原、オタク、メイド喫茶。
衣良さんは、アキバ系のオタクたちにもとても温かくスポットを当てています。
人と上手くコミュニケーションがとれなくたって、引きこもり人間だって
それでよしとする衣良さんの視点に共感。
今までの世の中は、そつなく周りとコミュニケーションがとれる人間を中心に発展してきたけれど
これからは、みなどこかに欠陥を持つこの本のオタクたちのように
足りなければ足りないままでいい、足りないどうしが補い合っていくような社会に本当になっていくかもしれないね。。。。
長編ですが一気に読めます。面白いですよ。



六冊目、伊坂幸太郎 作 『陽気なギャングが地球を回す』
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この話、ちょっと前に映画化されましたよね。
せっかくだからキャストを調べて頭の中でその役者さんに変換して読んでみました。
面白かったです♪
陽気な四人のギャング団は、
・人がついたウソが100%わかってしまう人間嘘発見器
・口から出まかせばかり言っている演説の達人
・驚異的な精度の体内時計を持つ女
・天才的なスリの達人
という人員構成。
まあ、その4人の間で交わされる会話の面白い事と言ったら!!
最後の裏の裏をかくトリックは読んでいてバレバレですが、
それでも充分楽しめる作品でした。オススメです。
Commented by カビゴンパパ at 2006-10-21 00:37 x
う~む  結婚詐欺ですか!? 確かに債務不履行な点があることは認めますが、今が幸せだということが最も大事ですよ。私は「貴女のお蔭で本当に仕合せです。」
因みに小生はカエルではなくポケモンです。(皆わかるかな?)
Commented by のんのんママ at 2006-10-21 23:08 x
クリスマスでもお誕生日でもないのにプレゼントが!
それはラッキーですね!
「毎日が記念日」ってことだね!
よっ!読書日記!
今回はー!読んだことの無い本ばっかりー!
荻原浩の本で、この2冊は全然知らなかったです。
また図書館でチェックします!
石田衣良さんって、最近よくコメンテーターでTVに出てるけど
すごくいいこと言われるよね。
作家って、時々突拍子もない事言ったり、常識の枠からはずれたこと言ったりする人が多いけど
衣良さんは納得できることをいわれますよね。
みっちょは今、貫井徳郎の「空白の叫び」を読み始めました。
新刊の新聞広告が出てすぐに図書館でリクエストしたんだけど
3番目でした(笑)
上下巻の長編です。
Commented by nyanko4116 at 2006-10-22 12:48
>カビゴンパパさま
へへへ・・・だまされた方も悪いってことかしら?!
『仕合せ』って、なんだか『間に合わせ』みたいで微妙(-_-#)
カビゴンは有名なポケモンだから認知度高い思うぞよ。
Commented by nyanko4116 at 2006-10-22 12:56
>のんのんママさま
何でもないときに、私のこと思い出してくれたんだなぁ・・・って思えて
とてもうれしかったのでした。
『毎日が記念日』いい言葉だわ♪カビゴンパパに教えてあげなきゃ!!
(エブリタイム・プレゼント OKよ~)
みっちょさんは雰囲気からいって、やっぱりホラーものは苦手かな?
『押入れのちよ』は、ちょいコワ小説なので面白いよん。
私もこの前初めて衣良さんがテレビでしゃべってるとこ見ました。
優しい表情と語り口だったけど、確かに言ってることは的確で納得できました。
素敵な人ですね。
貫井徳郎さんて読んだことないです。読んでみて面白かったら教えてね。
Commented by ちゅぱ at 2006-10-26 19:05 x
こんばんわ、にゃんこさん!
パンジースリッパの愛用者ここにもいますよ~
わたしのスリッパもにゃんこさんとにゃんこ母さまとまったく同じであります。
色違いでピンクや水色もありますがアイボリーがなんといってもセレブですね
同じメーカーのものでおばさま風のもありますよね、このデザインが一番かわいいと思います。
いつも使うもの機能とデザインこだわり持つのは良いことですよねえ
そんな私に家族は「ごくろうさん」と冷めた様に見ておりますよ。

さて「神様からひと言」私も読みましたが、楽しみなががらすぐに読めたものの感動ものではなかったですね。
「おしいれのちよ」よんでみますね。
ここ数日浅田次郎の「蒼穹の昴」読んでいます。
気が進まず読み始めたら面白くなってきました。
Commented by nyanko4116 at 2006-10-28 22:03
>ちゅぱさま
いいですよね~、このスリッパ。
足に吸い付く感じなのにべトつかず、なんと言っても足が疲れない!!
日本の職人わざ?!
たぶんもうこのスリッパ以外は履けないような気がする。
萩原浩は、短編の方が断然力を発揮するタイプのようです。
長編だと、ちょっと間延びしてしまう感じが否めませんね。
浅田次郎、最近読んでないです。
「蒼穹の昴」面白かったら教えて下さいね(^o^)丿
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by nyanko4116 | 2006-10-21 00:16 | 読書日記 | Comments(6)

今日も笑顔で♪


by にゃんこ
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