読書日記No.59

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先日、カビゴンパパのお誕生日に、私が前からほしかった
『かもめ食堂』のDVDをプレゼントしてあげました。
カビゴンパパは忙しくて、なかなか見るチャンスがないようなので
かわりに私が毎日のように見てあげています。
(・・・・・・・・?)






このDVDご覧の通り、DVDがすっぽりと写真の一部にはまるようになっていてとても素敵なデザインです。
本編の他に、フィンランドの観光案内と
『めがね』という新作映画の紹介DVDの3枚組み。
この新作「『かもめ』と同じ系統で、画面からマイナスイオンが出そうな気配」の映画らしい。
楽しみだなぁ。


では本日の読書日記です。
今回もいっぱい読みましたよ~(笑)


1作目・・・中島京子作 『均ちゃんの失踪』
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ムフフ・・・。面白いですよ、この本。
“ダメ男”均ちゃんと関係のある3人の女性
(20代編集者、30代重役秘書、40代高校教師)が
均ちゃんの失踪事件を機に、一堂に会することになります。
そんな恐ろしいことが起きているとも知らず
のほほ~んと失踪してしまっていた均ちゃん、
物語の最後でとってもかわいそうな目にあうのです。
この本の書評で小泉今日子が、
『女の恋をなめんなよ!』と第四の女になって
均ちゃんに痛烈な一言を放っていたけれど、
まさにそんな感じ。
どこか憎めなくていいヤツなんだけど、
果てしなくちゃらんぽらんな均チャンにアタシからも一言
『ざま~みろ!』



2作目・・・瀬尾まいこ 作 『強運の持ち主』
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スーパーの片隅で、20分300円の占いをしている
売れっ子占い師の
『ルイーズ吉田』(この名前相当あやしい・・・)
彼女は霊感があるわけでもなく、占いの勉強を積んだわけでもなく
ひたすら(この人はこういう人のハズ・・・)という自分の想像の範囲で占いをしている元OL。
その占いはもう、占いと言うよりも
まんま人生相談。
でも占いって実はそういうものらしい。
身近な人には話せないような悩みを持ってしまったとき、
誰でもいいから辛い気持ちを聞いてほしいとき、
街角の占い師は真剣に愚痴や悩みを聞いてくれて、
良い方向に向かうようにそっと背中を押してくれるものなんだって。
(な~るほど)
色々な悩みを抱えたお客達が、ルイーズのもとを訪れます。
一緒に悩みの答えを探しながら
ルイーズ自身が成長していく姿が何とも素敵です。
気楽に楽しめる一冊です。



3冊目・・・白石一文 作 『どれくらいの愛情』
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当然のことながら、作者と読者の間にも相性という物があるわけで、
そういう意味では私ととっても相性の悪い作家である白石さんの作品。
(「キライな作家」っていうのとはまた違うの・・・)
直木賞の候補にもなった作品で、読んだ人の評判もとても良いようなので
チャレンジしてみました。
読後の感想は・・・そうねぇ
例えるなら、よそのお宅に遊びに行った所
そのうちの子どものビデオや写真を帰るまで延々と見せつけられた感じ。
つまらなかったわけじゃないんだけど、
『もう、たくさんです(*´Д`)=з』みたいな。
本の中で意味ありげに語られている事が、
実はもう色々な小説や映画の中で語りつくされていることだったり
人物設定を読んだだけで、おおよその展開が予想できてしまうとか
特に目新しさがないにもかかわらず、
作者の陶酔ぶりが伝わってきてしまって
なんだかとても後味が悪いのです。
読んでいる間は面白いと感じられるのに・・・不思議です。
まぁそれが、相性が悪いってことなんでしょうけれど。
でも、一般的には面白い小説だと言われています。読んでみて下さい。
(↑↑辛口を反省し、あわててフォロー)



4冊目・・・藤堂志津子 作 『桜ハウス』
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登場人物4人の女性の年齢は
46歳~31歳。
その昔『桜ハウス』とう名の下宿屋でともに暮らした4人が7年ぶりに顔を揃え、
昔を思い出しつつワインを傾けたりしています。
それぞれの人生山あり谷ありで味わい深いのだけれど、
特に主人公である46歳の蝶子さんの枯れ具合が何とも言えず好き。
『女はいつまでたってもときめいていなくっちゃ!』みたいな世の中の雰囲気を、
『めんどくさい』ときっぱり拒否。
独身でありながら、男性との出会いより
美味しい食べ物との出会いに日々意欲を燃やすのです。
この世において恋愛の占める地位が食べ物より低くて、なんの悪いことがあろうぞ!
この物語の中での女同士の共同生活、
何だかとても魅力的で面白そうなのでした。



5冊目・・・野中柊 作 『小春日和』
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物語の時代設定は昭和70年代。
双子の女の子が主人公のお話です。
小学校低学年の頃にオイルショックが起こった二人は
ほぼワタシと同年代のはず。
にもかかわらず、二人がTVで夢中になるのは
双子の歌手『ザ・ピーナッツ』なのです。
・・・ちょっと不思議。
その頃の私の友人たちといえば
『天地真理』『麻丘めぐみ』『フィンガーファイブ』などなどが好きで、
(ちなみにアタシは『南沙織』だった)
『ザ・ピーナッツ』のピの字も出てこなかったんだけど。
(TVで見た記憶もないし)
双子と言えば『リンリン・ランラン』か『リリーズ』だったし。
そんなことをず~っとひきずりつつ読んでいたら
いつの間にか読み終わってしまいました。
最後まで、TVでピーナッツの引退コンサートを涙して見ている二人に
違和感を覚えつつではありましたが、
双子の二人のホンワカと可愛い日々が綴られていて
あったかい気持ちになれました。
(でもやっぱり、ちょっと年代設定間違ってないかなぁ・・・)



4冊目・・・川上弘美 作 『真鶴』
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川上作品の中でも不思議系列(『蛇を踏む』など)の作品です。
地味~な表紙に、地味~な感じの真鶴の海が浮かび上がってくるような
渋い内容の本でした。
さらさらと指の間を砂がこぼれていくように、
ページをめくるたびに次々と紡ぎ出てくる言葉が
ひとつひとつ心に引っかかり、しみじみ味わって読めました。
“ついてくる物”(幽霊か?)と主人公が会話をしたり
夢かうつつか、現実と空想の境目があやふやになってくる危機感がとても面白い。
久々の芥川系でしたわ。



5冊目・・・草刈民代 著 『全身「からだ革命」』
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(↑↑写真を取らずに返却してしまったので、アマゾンから画像借りてきました・・・)
ご存知日本を代表するプリマドンナの一人、草刈民代さん。
小さい顔に長い首、信じられないくらいスラリと伸びた長い手足と美しい姿勢。
とても自分と同種の生き物とは思えないんですけど。。。
(しかも歳もほぼ一緒みたい:*:・( ̄∀ ̄)・:*:)
こんなに人間離れした美しさをもつ草刈さんが
今のパーフェクトなボディをいかにして作り上げていったかの記録です。
信じられないくらいの努力と意思の強さを持って
日々続けられるトレーニングの数々。
毎日な~んにもしないでいて、ただうらやましがってちゃいけませんね(反省)

おっと!
もうろくチンを美容院に連れて行く時間だわ(急がねば)
では本日の読書日記はこのへんで。。。。
では、行ってきます(^O^)/
Commented by ma-ko at 2007-03-01 17:19 x
カビゴンパパさんは、何時がお誕生日だったのでしょうか?
おめでとうございます。

変わりに見てあげます・・・がいいかんじですね。にゃんこさんの天下じゃ。

Commented by nyanko4116 at 2007-03-01 18:00
>ma-koさま
パパの誕生日はma-koさんのお誕生日と3日違いの祭日です。
我が家には、「カビゴンパパのお誕生日にはワタシがプレゼントをもらう」
という素晴らしい慣習が深~く根付いております。
にゃんこやりたい放題で、平和を保っている我が家です( ̄∀ ̄)
Commented by ma-ko at 2007-03-01 22:37 x
ふ~~~n(にや!)
義母とおなじひみたいだわ。
我家はその日に私のもお祝いしていただくのだけど・・・
今度からカビゴンパパさんのことも頭に入れてお祝いしてもラオ。
Commented by のんのんママ at 2007-03-01 22:48 x
出遅れてしまった!よっ!読書日記!
「かもめ食堂」、DVDが出てるんですね!是非見たいです!!
今回も読んでない本ばかりでした。
「桜ハウス」、かなり読みたいな~!
ワインを飲みつつ昔語りをする4人の女性のお話を
みっちょもワインを飲みつつ、読みふけりたい感じ。
あ!ちょうどにゃんこさんに報告しようと思ってたことが!
リクエストしてた「都会の犬は大変なのよ!」が先日やっと手元に届いたのー♪
一気読みしちゃいました!(笑)
おもしろかったー!!こらっさんの言い回しに笑った!そして妙に納得した!
明日からパパが通勤電車で読みますー。
文字数多くて、続く・・

Commented by のんのんママ at 2007-03-01 22:57 x
続き・・・
それからね、荻原浩さんの「背広の中の衝動」
にゃんこさん、もう読んでましたっけ??
短編集なんだけど、全体的にはイマイチだったんだけどね、(怖い話もあるし・・)
その中の「団欒」ってのはおかしかったよー!
家族に気を遣いながら生活してる婿養子さんの心の中のお話なんだけど
最初少し読んだところで「あ!ウキエさん!」って言うせりふが出てきたの。
「ん?この名前どこかで?」って思ったらー!
そうなの!この婿養子さんってかの有名なお宅の「フグ田○スオさん」なんだよ(笑)
あの優しい○スオさんのココロの中は・・・・
そっか~、そりゃそうだよね~~!って思って、笑っちゃいました!!
フツフツしながら言う言葉が「いいですね~、お父さん~!」だもんね~(爆)
Commented by nyanko4116 at 2007-03-02 17:43
>ma-koさま
まぁ!そんなカビゴンパパの分までお祝いしてくれるなんて。
ありがとうございますm(_)m
パパもきっと喜ぶ事でしょう♪♪
Commented by nyanko4116 at 2007-03-02 17:53
>のんのんママさま
面白そう!
ワタシもぜひ○スオさんの心の中がのぞいてみたい。
いつも穏やかで優しい彼の本音やいかに・・・
さっそく予約してみます。
「都会の犬は・・・」、思わずニヤッとしてしまう本ですよね( ̄∀ ̄)
日常的な流血騒ぎにはびっくりしたけど。
(小型犬には無縁の世界だもんね)
今、みっちょさんが前に教えてくれた宮部さんの『名もなき毒』読んでます。
(やっと順番回ってきたの)
読み始めたばかりだけど、やたら面白い!
先が楽しみです(´▽`)
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by nyanko4116 | 2007-02-28 16:33 | 読書日記 | Comments(7)

今日も笑顔で♪


by にゃんこ
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