拝啓カビゴンパパさま (最終回)
2010年 08月 09日
神戸からの便りもこれが最後です。
明日の午後新幹線で帰るので、
家に帰った時、卒倒しない程度に
部屋を片付けておいて下さい。
おみやげは神戸コロッケですよ。
夕方から神戸港へ写真を撮りに行ってきました。
異国情緒がある横浜港に似た雰囲気を想像していたけれど
こちらは未来都市を彷彿とさせるようなたたずまいでした。
重たい三脚と一眼レフ、替えのレンズまで抱えてあっちウロウロこっちウロウロ。
すでに筋肉痛が重症になっている足が悲鳴をあげています。
そんなに痛いのなら、ホテルで寝ていればいいものを
私ひとり、いったいなんの罰ゲームをしているのでしょう。
そうこうしているうちに
だんだん空は暮れてきて。。。
あいにく真っ赤な夕焼けにはならなかったけれど
きれいです、ロマンチックです。
そろそろイルミネーションがともり始める時間になったようです。
あまりにもきれいな目の前の景色に
筋肉痛のことなんてすっかり忘れ、
三脚かついでエッサ、ホイサです。
そんなワタシを呼びとめては
『すみませ~ん、シャッター押してもらえますか~?』 と次々にデジカメを差し出す
等間隔に並んだカップルたち。
『はい、一回百円で~す』 ともし言えていたなら
帰りのタクシー代分は確実に稼げていたことでしょう。
もちろんそんなことが言えるはずもなく
タクシー代を稼ぎそびれた私は
すでに筋肉痛が限界に達し、もはや自分の足とは思えないほど重くなった両足をひきずって
2㌔先のホテルまでなんとかたどり着いたのでした。
(てか、タクシー乗れよ自分・・・)
by nyanko4116
| 2010-08-09 00:32
| 親子de 旅行